高浜市議員削減案否決(070120)

 全国的に有名な市長のいる高浜市。市長は議員削減を望んでいるのでしょうか。

 反対派は「これ以上の削減は住民の声が届かなくなる」などと反論したようです。少なくとも蒲郡市では、その反論はあり得ません。なすべき事をしない議員が多すぎることは、この「とことん蒲郡」で証明してきました。

 蒲郡市民に直接請求するだけの気概を持った人はいないでしょうか。


参照:明日への思い:江南市構造改革促進の会
(051112)
             議員削減陳情書(050808)
             直接請求制度(030805)


                     
高浜市データ
  
*人口 4万3千人

*議員の報酬(1カ月)
   議  長 450,000円
   副議長 387,000円
   議  員 361,000円 (年約600万円)

*削減案
 賛成:市政クラブ(第1会派)(8人中1人議長)、政風会(1人) 計8人
 反対:新政クラブ(4人)、日本共産党(3人)、公明党(2人)  計9人


                     
中日新聞(070118)
定数2削減案を高浜市議会否決

 高浜市議会は17日、臨時会を再開し、
市民グループの直接請求を受けて森貞述市長が提案した議員定数を18から16に減らす議員定数条例の一部改正案を賛成少数で否決した。任期満了(4月29日)による次期市議選の定数は現行の18となる。

 採決は議長を除く議員17人で行われ、改正案に賛成したのは8人だった。賛成派は
「行政に改革を求める立場として議会も自立すべきだ」「住民の直接請求は重い」などと主張。これに対して反対派は「これ以上の削減は住民の声が届かなくなる」などと反論した。

 直接請求した市民グループの代表、会社役員木村雄次さん(65)は、「議論は一度改正案を否決した(昨年)9月定例会と同じで、直接請求の署名を考慮してもらえなかった。ほんとうにむなしい」と話した。



                     
asahi.com(070118)
定数削減案 再び否決 高浜市議会
●住民直接請求 1票差



 高浜市議会の臨時会が17日開かれ、住民の直接請求を受け市長提案された議員定数を18から16に削減する条例改正案を採決した。各会派の意見は変わらず、昨年の9月議会と同数の8対9の賛成少数で否決された。


 臨時会では、請求人の住民代表が「主役の市民の声を尊重する議会であってほしい」と述べた。討論に移り、共産党会派が
「議員をこれ以上減らせば、住民の声を代弁したり、行政を監視したりする役割を果たせなくなる」と反対。公明党会派も「市民の声は多様。これ以上減らせば反映できない」と反対した。


 これに対し9月議会で削減を議員提案した最大会派の市政クラブは
「市民の声を行政に届けられるかどうかは、議員の努力の問題で、大事なのは議員の質」と反論した。


 採決後、住民らは「短期間に集まった大勢の住民の声を受け止めてもらえず、今はむなしいだけ」と話した。市政クラブの議員らは「住民運動が議員を変えるきっかけになると考え、署名運動も支援した。直接請求に表された住民の声を受け止めたと思えず、情けない」と話した。


 一方、保守系少数会派で削減に反対した新政クラブの議員(59)は「3回続いた定数削減で、議会の機能が低下したと思う。意見の多様性も落ちている」などと述べ、議員活動に必要な政務調査費が年間で18万円しか支給されていない現状などにも疑問を投げかけた。


 定数をめぐっては、9月議会で同様の削減案が議員提案され8対9で否決。「わずか1票差の賛否が拮抗(きっ・こう)する状況では市民の声が重要な意味を持つ」として、住民が今回の直接請求に踏み切り、
有権者数の5分の1にあたる6525人の署名が集まった。(中沢一議)


                     


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