◆H16.6議事録を読んで(040920)

 平成16年6月定例会の議事録を読んで、気のついたことを羅列してみたいと思います。

 少し議会の雰囲気が変わってきたかのように思います。

 去年の選挙前では、共産党の2人以外が与党となりシャンシャン議会を演出していました。まさに共産党がいなければ、議員全員が賛成になってしまうところです。

 選挙後には未来の会ができ、大向議員、荘田議員が、正論を述べ議会を活性化してきました。以前は、市長に気兼ねし、また自身の特権階級を維持するため当たり前のことすら言うことがほとんどありませんでした。

 しかし、今回は、議長経験者の大場久充議員が『NPOによる図書館運営』で、
教育長に追試を宣告しました。同様に鎌田篤司議員も『メタンハイトレード』のなかで、市長に夢を持つように言いました。やっと、議員にも、このままの蒲郡ではいけないという危機感が言葉に表れてきたような気がします。



 『市民の政治参加』において、来本議員は市民の政治に対する無関心について解決方法を質問していました。このようなことを一般質問するのは、若い新人類だからなのでしょうか。こんなこと聞いてどうするの。議員本人は、その後の9月議会は一般質問を欠席しました。自身が議員としてやることをしなくて、市民には政治に無関心はいけないなんて。私には理解できません。



 白井議員による『金原市政への敬意』は、ほめ殺しなんでしょうか。心底そう思っているのでしょうか。



 大場議員による『NPOによる図書館運営』は、総じて賛成します。先進他市ではすでに実行されているものです。この有償ボランティアの考え方。議員改革にも取り入れるべきだと思います。「明日への思い」で何度も書いていますが、
直接民主主義への移行を求められている時代に、議員だけ高給取りは不公平です。市長はもちろん議員も最大2期で次の方に代わったらいいと思います。市民のなかに議員より優秀な方はたくさんいます。このふるさと蒲郡を何とかしたいという思いを持ちながらも、ただドロドロした選挙をしたくないだけなんです。もっと気軽に議員になれる仕組みが大切なのではないかと思います。



 荘田議員の『行政改革大綱』。まったく同意見です。私も、以前よりこのことについてHPに記述したいと思っていました。行政改革大綱は、HP(とことん蒲郡)作成の際に、市役所HPから入手しました。「
蒲郡にこんなすばらしい改革指針があるのに、何故実行できてないのだろうか。これができていれば、私が蒲郡を憂い、HPを作る必要はないのに」。本当にそう思いました。今まで、多くの議員が大綱の進捗状況を一般質問してきました。しかし、荘田議員ぐらいのことを言わないと、役人は理解しようとしないようです。

 大綱をまとめあげた和泉教授(名古屋産業大学)は、今、がまごおり協働まちづくり推進委員会の会長もしてみえます。和泉教授は、蒲郡の現況をどう思っておられるのでしょうか。行政改革が順調に進んでいると思っているのでしょうか。がまごおり協働まちづくり推進委員会の内容を情報公開しなくても問題ないと思っているのでしょうか。和泉教授が、
蒲郡の市役所・役人のためにではなく市民のために本当に助言されてみえるのかよくわかりません。いっそのこと、石原俊彦教授(関西学院大学)に変わってもらってはどうでしょう。石原教授なら信用できます。そのかわり市民が出来ることは市民がしなければなりません


明日への思い・H16.6議会データ 
         リフォームシンポジウム講演録 (石原教授講演録)


                     


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