◆情報センターの廃止(070922)

 蒲郡市のガンの一つである情報センター。3人の市長選立候補予定者が、施設の存続について公約している。

 一人は、その施設の予算を反対もせず議会で承認し続けた人。一人は、施設の利用に知恵も工夫もなく8年間も策のない人。一人は、情報センター設立を強力に推進した市長の息子。臭い物には蓋をしろごとく親の失政を覆い隠すのか。

化石に問題あり。難しいことは分らないが、数片に分断されている珪化木はどう見ても一本物ではない。それを強引に主張する副市長。

 裁判は結果的には住民敗訴となった。けれども、市が証拠を提出しないのであるからやむを得まい。当時の市長及び市役所には問題がありすぎる。

 
公約で情報センターを廃止するにしても、ウミを出してからにしてほしい。




参考:明日への思い:ああ誤算(070722)
             化石資料No3(060405)
             化石資料No2(060321)
             化石資料  (060225)
             情報センターの存廃(060128)
             化石裁判(050807)
             情報センター(040104)




                     
東日新聞(070921)
生命の海科学館が存亡の危機

 世界的に貴重な古生物の実物化石を展示し、海から誕生した生命の進化過程などを映像で紹介する、ユニークな展示施設「生命(いのち)の海科学館」(蒲郡市港町、情報ネットワークセンター併設)が、存亡の瀬戸際に立たされている。運営費に多額な予算を投入していることから、10月に迫った市長選に出馬する候補者3人がそろって、大幅な見直しか廃止の公約を掲げた。ただ一方で、赤字の多くは併設の同センターに設置する情報機器のメンテナンス費用で、科学館に責めを負わせるのは筋違いとの指摘もある。

 3選を目指す金原久雄市長は20日、市長選への抱負を問われた記者会見で、年間運営費が6000万円以上の赤字となっている同科学館のあり方に言及。同科学館を廃止する方向で新年度に検討委員会を立ち上げる方針を示した。

 同科学館については、対抗馬の
大場久充・元市議会議長が全面廃止を、鈴木基夫元国会議員秘書が図書館などへの転用を主張。選挙戦の争点になるかと思われたが、金原市長の廃止方針で虚を突かれた形となった。

 同科学館は99年7月、総工費32億1000万円のうち3分の1を自治体ネットワーク施設整備事業として国庫補助を受け、華々しくオープン。監修者として世界的な学者が名を連ね、古生物に特化した特異な科学館として国際的にも知られた。

 
不幸だったのは、海外からの高額な化石購入をめぐり市民から政争絡みの損害賠償訴訟を起こされたこと。最高裁まで争われ市側が勝訴したが、イメージダウンは免れず入場者が大幅に減ったため、運営費として多額の税金が投入される事態に追い込まれた。その後の市財政の窮迫でクローズアップされたことも拍車をかけた。

 一方で、赤字の大部分は市の行政事務の情報化を一手に担う同センターの機器メンテナンス費用で、科学館単独の赤字はわずかとする関係者の声もある。

 別の関係者は「世界的に名声を得ている同科学館を政治的なパフォーマンスで廃止するのは、きわめて近視眼的な愚挙。非文化的な行為として国内外から嘲笑(ちょうしょう)されるのでは」と憤る。



                     

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