◆ああ誤算(070722)

 平成7年以降、時の市長は大量の箱物を創出しその結果大量の借金を作りました。もっと計画性を持って実行できなかったのか残念でなりません。でもその市長を選んだのは市民です。


                     
◆市民病院(毎年十数億円の赤字)

第3回 蒲郡市民病院経営改革委員会(平成18年6月23日)での市長発言
「初めにあります建物の建築費、減価償却費とその金利が5.4億になるわけですが、この大きい、総合計画でいいますと
10万人を目標に建てられた病院でありますので、蒲郡市、今の人口が8万2,000人と、その予算では立派過ぎるかなということであります。」


「蒲郡市民病院経営改革委員会答申書」 H18.6.23
建物建築費に係わる減価償却費について高額(1床あたり1,500万円を超える部分)な部分の金額約4億7千万円とその元利償還利息約7千万円の合計約5億4千万円を除いて単年度収支均衡を達成しなければならない。


明日への思い:市の借金700億円(070701)

(注)クリーンセンターも人口10万人を目標に建設したようです。(鈴木克昌HPより)


                     
◆情報ネットワークセンター(こんな施設本当にいるの?)

※平成11年3月定例会
◎総務委員長(柴田安彦君) ただいま議題となりました第1号議案から第8号議案まで及び第44号議案の9件については、去る2日の本会議において、総務常任委員会に、審査を付託されましたので、本委員会における審査の経過及び結果についてご報告申し上げます。
(中略)
次に、第5号議案、蒲郡情報ネットワークセンターの設置及び管理に関する条例の制定について、ご報告申し上げます。

問 年間の入場者数や入場料をどれくらい見込んでいるのか。
答 7月20日にオープンしますので、
11年度は15万人の入場者で、 9,750万円程度を見込んでいます。

問 蒲郡市民で別途発行する実費負担の利用証とは、どんなものか。
答  200円程度の実費で、テレホンカードに少し厚みを加えた感じのもので、顔写真と住所、氏名を掲載したものです。

問 年間の見込み客数や、料金の積算根拠が甘いのではないか。
答 市内に来ている観光客、あるいは宿泊者をターゲットにして、
統計上の調査から、15万人という数字を出しました。

問 センターの一部の管理を公共的団体に委託することができるとあるが、委託料はどのくらいを見込んでいるのか。
答 今の段階で、委託料がいくらという数字はつかんでいません。
 生命の海科学館の入り込み客や情報ロビー等の売上げなどを勘案して、民間主流でいける段階で、委託したいと思います。

■生命の海科学館入場者数 
    (蒲郡の統計:教育)  単位:人

11年度 12年度 13年度 14年度 15年度 16年度 17年度
4月 3,059 3,208 1,940 1,701 1,528 1,077
5月 3,890 3,627 2,588 1,902 2,307 1,861
6月 2,692 2,287 1,649 1,604 1,201 1,126
7月 5,521 4,285 2,793 2,561 2,528 2,069 1,821
8月 14,427 8,124 6,280 6,268 6,396 4,598 4,810
9月 5,838 2,791 2,169 2,099 3,137 1,364 1,427
10月 5,353 3,310 2,243 2,281 2,206 1,365 1,959
11月 3,884 2,361 2,095 1,854 1,952 1,400 1,210
12月 1,971 1,303 1,254 1,064 875 765 1,389
1月 4,782 3,024 1,905 1,625 1,584 1,670 2,415
2月 3,038 2,723 1,841 1,316 1,485 1,577 1,292
3月 3,349 3,735 2,453 1,849 2,151 1,760 2,326
48,163 41,297 32,155 27,094 27,521 21,604 22,713

■情報ネットワークセンター決算
 (単位:千円)

項目 決  算 予算
11年度 12年度 13年度 14年度 15年度 16年度 17年度 18年度 19年度
収入(使用料) 17,940 17,158 13,371 11,399 11,353 8,763 9,205 9,063 8,972
支出(ネットワークセンター費) 222,855 266,957 234,613 228,312 209,717 155,954 149,738 145,311 139,437
収入−支出 -204,915 -249,799 -221,242 -216,913 -198,364 -147,191 -140,533 -136,248 -130,465


                     
◆予算規模

18年9月定例会 草次英夫総務部長
また、蒲郡市に見合った予算規模のお尋ねです。
 平成19年度(予算約236億円)は、枠予算の配分を実施することから、特定財源により多少の変動はありますが、一般財源ベースで試算している状況から判断をいたしますと、おおむね
220億円程度と思われます。このような本市の財政状況は、広報による年2回の公表及びバランスシートや行政コスト計算書の公表、また、予算・決算の状況等をホームページに掲載し、ご理解いただくよう努めてはおりますが、なかなか現状ではご理解していただけるまでには至っていないと自覚をいたしております。



                     

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