◆市民の責任(070701)

 「借金700億円!こんな蒲郡に誰がした!!」
と、とことん蒲郡Vol5で、問いかけました。こんなにも借金を作り返そうとしないのは市長、及び市議会議員の責任ですが、彼らを選んだのは市民です。市民にも責任があるのです。

 蒲郡の問題点を下記に上げてみました。たとえ行財政改革を徹底的に行ったとしても、もう多大な借金を返すことは不可能でしょう。

 それなら合併でもして他の市町村に助けてもらいましょうか。合併は行政改革の一手段ですが、施設が統合され現在より益々不便になるのは間違いないでしょう。市民の心の不満は解消されるとは思えません。

 ここで発想の転換をしなければなりません。たとえ施設が統合され近場になくなったとしても、車やインターネットが発達した現代であれば、昔よりましだというくらいの大らかさが必要です。

 総じて今まで便利を追求するあまり、便利とムダとが区別できなくなってしまいました。市民が少し我慢すればいいことも市役所が役所仕事(非能率)で実現してきました。これからは市民ができないことを市役所がする。考えてみれば当たり前のことです。

 我々市民は、自分で、そして地域でできることはみんなで知恵を出し工夫をする。そうすることによって人間らしく「ふれあい」、前向きに生きる市民の集うまちにすることが求められているのではないでしょうか。そのために、中学校単位でまちづくり団体(総代区、公民館、PTA、子ども会等)を結集させ、
住民自治組織を作ったらどうでしょう。市からの予算は、その組織に一括して渡すのです。そうすれば、高報酬の市会議員や市職員は今の半分でも多いはずです。

 これからは、市長が市民のために何をしてくれるのかではなく、市民が市のため、いや、自分のために何ができるのか、それを考え実践することこそ金がなくても
「心が元気な蒲郡」として誇りに思えるまちづくりができるのではないでしょうか。

 ただし、この考えを押しつけるつもりはありません。あくまで自分のペースで。一度の人生楽しまなくっちゃ!

 (完)

 幻のリーフレット


                     
◆ 蒲郡の問題点

☆ 県下有数の低所得、少子高齢化のまち
繊維・ロープで景気のよかったときから半世紀経ちました。

☆ 市の借金約700億円
市予算の3倍。市民ひとり当たり約85万円。全額返済はとても無理でしょう。

☆ 市長の意思が反映できる予算は数億円
借金返済に充てても100年必要です。

☆ 市民の血税総額≒職員人件費
個人・法人市民税、固定資産税、都市計画税等市民税総計約130億円は、職員の給料及び退職金の総額とほぼ同じです。

☆ 多すぎる職員数
全国的に見ても、職員数は多すぎます。

☆ 赤字転落しそうな蒲郡競艇
市予算へ今まで約1700億円の繰入金。
赤字は時間の問題?。

☆ 総代区奨励金の大幅削減
今こそ、住民一人一人の力が必要です。 



                     
四国新聞社(070622)
夕張市が再生市民会議開催/市長「元気になる意見を」

 財政再建団体の北海道夕張市は22日夜、藤倉肇市長が中学生以上の市民から地域再生に向けた意見を聞く初の「ゆうばり再生市民会議」を、市内のコミュニティーセンターで開催。市民ら約120人が参加した。

 市長は冒頭「何が起きても再建計画の中でやらねばならない。この現実を踏まえ、皆が元気になるような意見を聞かせてください」と述べ、謙虚に住民の意見に耳を傾けていく考えを強調した。

 夕張市では再建計画で歳出が厳しく制限され、行政サービスが大きく低下。
会議開催には、その中でも知恵を出し合い、できることは市民にまかせ、新たな行政と住民の関係を構築したいとの狙いもある。

 住民側からは、市内で集めたアルミ缶を販売、利益を小学校の運営費に充てる地域活動の紹介なども行われた。


                     



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