◆地域内分権
(070324)
協働先進市の高浜市。高浜市の地域内分権とは何か調べてみました。地域内の町内会、PTA,子ども会等が一体となって、自主運営をする。これって、蒲郡の総代区が取り組んでいることと何か違うのでしょうか?
私の住む形原七区総代区の取り組みを見てみましょう。七区は4つの地区(常会)で構成され個々に予算編成されています。
2年前(平成16年度)七区子ども会の世話人をしました。会則には子ども会世話人の選出に関し、総代の了承を得なければならないとあります。一度、区の役員会に呼ばれ、挨拶しました。子ども会の予算として4つの常会、そして形原公民館からいただきました。形原公民館主催の形北校内ドッジボール大会、町内運動会に参加しました。また、地区集会と称し、区、PTA、子ども会、中学生が中心となって事業を毎年行っています。 常会は、神社(おまつり)、地区自主防災等にも出資しています。
18日に行われた、前野常会に参加しましたが、2年前と同じような事業報告がされていました。その中で、前野常会の分割案がだされていました。あまりにも世帯数が多くなりすぎたため、緊急連絡に時間が掛かりすぎる等の支障があるようです。ところが、分割すると、役員をする機会が増えるといって住民が反対している。
TVでは、少子高齢化時代に向けて、そして、緊急災害、子供の誘拐事件が起きるたびに、「家族の絆」、「地域の絆」が重要であると放映されています。しかし、現実は、「我関せず」という住民が多いのではないでしょうか。
日頃の世間付合いが福祉、災害等にいかに大切であるかを分かってほしい
と思います。
そのことを分かってもらおうとする努力がされている高浜市とされていない蒲郡市の違いだと思います。目的意識を持って実践するのと、仕方なしにイヤイヤするのとでは成果に大きな違いができるのは当然のことでしょう。やはり、高浜市はすばらしい。
地域内分権の内容は、私が従来から主張していることと同じでした。市民の力で実現しましょう。
参照:明日への思い:
学区コミュニティ活性化
(070205)
まちづくり協議会による地域内分権の推進について
高浜市地域協働部 地域政策グループ
(注:この資料は、表で作成されています。)
■地域内分権とは?
☆地域
・地域で解決できること
・地域でしか解決できないこと
・地域で取り組んだほうがより良い方向に進むこと
・地域でやりたいこと
☆行政 「権限」と「財源」を移譲
▽決して行政からの押し付けではない地域における主体的な取り組みにより自分たちの望むまちづくりを実現
■地域内分権に推進に向けての基本設計
・小学校区ごとの校区内の各種団体や市民の方たちの連携体制のもと地域の共通課題などに対応した事業を展開する組織「まちづくり協議会」を立ち上げる。
・まちづくり協議会は市から必要な権限と財源の移譲を受け、自主的・主体的に事業を実施する。
・すべての小学校区における「まちづくり協議会」の立ち上げを平成21年8月までに完了する。
■まちづくり協議会設立に向けての現況
☆まちづくり協議会【平成21年8月までに設立】
・吉浜小学区(呉竹、小池、新田、八幡、屋敷、芳川町)
・翼小学区(神明、豊田、湯山町)
・高浜小学区(青木、春日、沢渡、稗田町)
・湊小学区(碧海、田戸、二池町)高浜南部まちづくり協議会 平成17年度設立
・高取小学区(清水、本郷、向山、論地町)
■まちづくり協議会の役割
☆小学校区におけるまちづくりのコーディネート役
▽まちづくり協議会
◎ハード面
・施設など整備すべきものはないか
◎ソフト面
・どんな事業を実施するか
・事業をどうやって運営するか
・財源の配分をどうするか
校区におけるまちづくりの方向性を決定
校区内で活動する各種団体や個人の方たちを結ぶパイプ役としての機能
■まちづくり協議会の活動例@
☆地域課題 地域で犯罪が多発
☆行政 市役所・警察による巡回パトロール
権限:青色回転灯パトロール
貸与:パトロール車
財源:交付金
☆まちづくり協議会
防犯パトロール
(町内会・PTA・いきいきクラブ・子ども会・おやじの会・その他団体)
☆効果
・安全、安心の確保(犯罪減少)
・地域住民の連携強化
・効率的、効果的なパトロール
■まちづくり協議会の活動例A
☆地域課題 子どもたちの居場所がない
☆行政 拠点施設の整備、財源:交付金
☆まちづくり協議会
子どもの健全育成事業
(町内会・PTA・いきいきクラブ・子ども会・おやじの会・その他団体)
☆効果
・子どもたちの健全育成の促進
・子どもたちとちいきとのふれあい創出
・地域における安全な居場所の確保
■町内会とまちづくり協議会の関係
☆町内会 代表者を役員としてまちづくり協議会事業への協力
▽町内会が担っていく事業
・町内会で担ってきた事業
・町内会で解決できる課題
▽まちづくり協議会と協力していく事業
・町内会だけでは解決できない課題
・小学校区に及ぶ課題
・地域団体等と連携を要する課題など
■まちづくり協議会のメリット
☆地域型コミュニティ(A町内会、B町内会、C町内会)、個人(民生委員、団塊世代、その他個人)、テーマ型コミュニティ(PTA、子ども会、おやじの会、障害者団体、いきいきクラブ、その他団体)の融合
▽メリット
・地域における情報の共有化が図れる
・幅広い層の意見がまちづくりに反映できる
・それぞれが持つ知識や経験を活かすことにより想像以上の事業効果が期待できる
・連携することにより人的規模などのスケールメリットが出せる
・地域に新たな財を生むためのコミュニティビジネスの展開も可能
■まちづくり協議会の設立@
1.勉強会の開催
2.準備委員会を設立
3.地域課題の抽出
生活環境、健康づくり、子ども育成、防犯・安全、防災・減殺、その他
4.拠点施設などハード面の検討
事業化する課題の選定
5.構成員(更正団体)の検討
(町内会・PTA・いきいきクラブ・子ども会・おやじの会・保育園保護者の会、地域活動グループ等)
■まちづくり協議会の設立A
1.役員[理事長、副理事長、理事、監事、30〜40人程度]
(町内会代表・PTA代表・いきいきクラブ代表・子ども会代表・おやじの会代表・保育園保護者の会代表、学校長、民生委員、その他団体の代表者、個人の方等)
2.事務局スタッフを募集
・活動状況に応じて 常勤(有償・無償)、非常勤(有償・無償)
3.設立
■まちづくり協議会の全体像
☆市役所
・拠点施設整備
・設立奨励費 50万円(5年間)
・継続活動費 50万円(均等割)、100万円(世帯割)
・実施事業加算 事業費相当額
・事業委託
・職員による支援
☆まちづくり協議会構成員
(町内会・PTA・いきいきクラブ・子ども会・おやじの会・保育園保護者の会、地域活動グループ等)
☆市役所とまちづくり協議会との連携・支援内容
・街頭犯罪の減少
・防砂力の強化
・子どもやお母さんたちの居場所作り
・高齢者の健康増進
・環境にやさしいまちづくり
・校区の特長を活かしたまちづくり
・まちづくり協議会
とことん蒲郡Vol4
(050525)
◆ボランティア組織代表者の区定例会への出席
総代区の定例会が月に1度程の割合で開催されていることと思います。是非その会に、ボランティア組織代表者を出席させるべきです。まちづくりに携わる者同士の意見交換は今後のためになります。
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