小中学校統廃合(070217)

 行政改革の1つとしてよく取り上げられる小中学校統廃合があります。財政破たんした夕張市では6校(?)ある小学校を1校に統合しなければならないようです。

 さて、蒲郡市では、昭和42年の形原北小を開校してから、中央小、三谷東小、竹島小、そして昭和53年に中部中と学校を増やしてきました。生徒数が一番多かったのは昭和55年で約1万3千人、平成17年には約7千2百人。
多いときの約半分になりましたが、学校数は減っていません。

 学校が近くにあった方が良いに決まっていますが、市が財政破綻してはどうしようもありません。現状の学校数では無駄がないのか徹底的に調査する必要があります。


下記資料からの特徴
形原小は昭和41年に1468人であったのが、平成17年では487人と約3分の1に減
蒲南小は昭和43年に1955人であったのが、平成17年では382人と約5分の1に減
中央小は昭和44年に608人であったのが、平成17年では308人と約2分の1に減
蒲西小は、昔から数が少なく、現在でも1学年約20人程度
三谷小、三谷東小は、2校の生徒数が、三谷東小開設時の約2分の1に減
三谷小は、三谷東、竹島小に分割され、三谷町民でありながら蒲中に行かなければならないということで議会でもよく問題提起される
中部中は昭和53年に667人であったのが、平成17年では334人と約2分の1に減


参照:情報公開小中学校生徒数


                     
形原北小開校(S42年)

校名 S41開校前 S42開校後 H17
児童 学級 児童 学級 児童 学級
形原北 425 12 509 17
形原  1468   36  1076   28   487   19
塩津 547 15 569 16 611 19
2015 51 2070 56 1607 55


中央小開校(S44年)

校名 S43開校前 S44開校後 H17
児童 学級 児童 学級 児童 学級
中央 608 17 308 13
蒲南  1955   50  1447   40   382   15
蒲西 185 6 169 6 100 7
2140 56 2224 63 790 35


三谷東小開校(S48年)

校名 S47開校前 S48開校後 H17
児童 学級 児童 学級 児童 学級
三谷東 737 19 353 13
三谷  1568   39  788   23   362   14
1568 39 1525 42 715 27


竹島小開校(S49年)

校名 S48開校前 S49開校後 H17
児童 学級 児童 学級 児童 学級
竹島 536 16 315 14
蒲南  1605   44  1154   33   382   15
蒲東 499 13 474 12 324 13
三谷 788 23 738 21 362 14
(蒲北) 455 12 455 12 294 13
3347 92 3357 94 1677 69


中部中開校(S53年)

校名 S52開校前 S53開校後 H17
児童 学級 児童 学級 児童 学級
中部 667 18 334 10
蒲郡  1721   42  1048   27   520   17
1721 42 1715 45 854 27



                     

★(平成7年12月定例会 松井史郎教育長)

小中学校統廃合4

 児童生徒数の推移でありますが、10年さかのぼってみると、
一番多かったのが昭和55年で、小中合わせて1万 3,457人いました。今年度は、全体で 8,628人であります。この数は、まだまだ減り続け、10年後の平成17年には、 7,300人台となり、このままの推移をたどれば、20年後には6千人台になると予想されます。しかし、よほどの異常現象が起こらない限り、学校の適正規模を崩すような事態とはなりません。学校の施設維持経費の算出は、どこまで組み込むかで変わってまいりますが、今年度では、小学校で1校、 5,500万円、中学校では 6,300万円程度となります。10年先、20年先では、学級定員の変動や教育諸条件の整備の必要が加われば、更に大きな教育投資が望まれるようになると思われます。


                     



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