都市マス(061202)

 蒲郡市が、まちづくりの指針となる,『蒲郡市都市計画マスタープラン』の素案に関する意見を募集していました。4月の『蒲郡市財政健全化改革チャレンジ計画』そして、『蒲郡市集中改革プラン』に続いて、提出しました。

 3つの計画共、協働のまちづくりをどのようにして実現するのかが問題です。無関心な市民が理解するまで待つのか。それとも、先駆者が構造改革を訴え実践するのか。夕張市のように財政破綻してからでは遅すぎます。


参照:明日への思い:改革プラン(060415)


                     
 ◎「蒲郡市都市計画マスタープラン」(素案)を読んで

 私は、形原での住民会議に一度参加させて戴きました。その時、あまり期待していなかったとおりの内容だったので「やっぱり蒲郡市がやるのはこの程度のことだ」と変に納得した覚えがあります。地域の特徴から道路、下水、公共施設等の必要なものを住民に聞いて、何の意味があるのか。そもそも、誰もが思う当然必要な施設を今後設置しますと羅列するのが「都市計画マスタープラン」であるから、住民会議を開くまでもないとの思いでした。
 それでも、市担当者は、住民会議にこだわり、さらに、広報蒲郡、チラシ、HPに積極的に情報公開してきました。なぜか。今、「蒲郡市都市計画マスタープラン」(素案)を読んでやっと理解できた気がします。キーワードは『協働のまちづくり』。この素案の役割の一つとして『協働のまちづくり』が指定されています。これは私の望むところです。

 しかし、他の役割(1.都市づくりの将来ビジョンの明確化、2.都市計画決定・変更の指針、3.都市づくりを進めるための指針)では、実現はともかく予算があれば都市の基盤整備をするといっているのに対し、『協働のまちづくり』では、市民に協働の理解と実践をお願いすることで終わっています。これ以上書けないということも理解しますが何とかならないでしょうか。でも、やっぱり書けない。そうでしょうね。役人が作成する資料ではこれが限界でしょう。

 それでもあえて検討をお願いします。素案では
・まちづくり協議会などの組織づくりの推進
・都市づくりに関する市民からの提案制度の推進
・市民と行政の役割分担の推進
・まちづくりへの参加の機会と場の創出の推進
・市民活動の支援の推進
とあります。

 『協働のまちづくり』を推進するため、どこに問題があって何をしなければならないかを検討する場を設置すると書いていただけないでしょうか。

 あとは市民の質の問題です。

市 川 貞 也


                     

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送