市町村合併No4(060527)

 
 19日に未来の会の市政報告会がありました。継続的に行われていることに高く評価し、他の会派の奮起を期待するところです。


 さて、来本議員が取り上げた、合併問題について。とことん蒲郡でも4回目になります。同じことを主張しているだけなのですが風化しないようにするためにあえて記述します。

 金原市長は合併に関して平成13年に市民
アンケートを実施しました。あとは市民の意識の醸成を待つとして何もしていないはずです。来本議員も今回の報告会で、市民にアンケートを取ることを提案しました。

 この時期に何故
アンケートを取る必要があるのでしょうか。アンケートを実施した市長は

「市民の今現在における関心がどのあたりにあるか、今後の参考にさせていただくために実施したものであります。」

と、答えています。
合併に関する知識を十分持ち合わせていない市民に回答を求めて何の意味があるのかと思います。

 一般論で合併すべきかどうかと問われれば、合併には反対です。「蒲郡市」を、「東三河市」、「海陽市」なんかに変ってほしくない。市名に”蒲”があるなんてダサイ、あか抜けしないと単純に思います。でも”蒲郡”でなきゃダメなんです。
郷土愛に理由などありません。

 何故蒲郡市は合併を検討しなければならないのか。合併の長短は何か。合併しないですむ方法はないのか。
アンケートを実施する前に市民に説明責任を果してほしい。それをした上で市民の意識の醸成を待つのであれば、理解します。

 蒲郡市が合併を選択する前に、今できる改革は直ぐに実践しましょう。合併せずにすむのであれば最高です。


参照:明日への思い
             市町村合併No3(031207)
             市町村合併No2(031007)
             市町村合併(030624)



                     
東日新聞(060521)
蒲郡市議会の会派「未来の会」が市政報告会

 蒲郡市議会の民主党系会派「蒲郡未来の会」(荘田博己代表、3人)は19日夜、蒲郡商議所コンベンションホールで市政報告会を開いた。支持者ら約170人が参加した。同会は、前回市議選(03年)で初当選した7人のうち3人で結成した。

 会期中の国会から駆けつけた鈴木克昌衆院議員は、「国と地方の公共工事の総額は40兆円だが、官僚主導の天下りや談合、随意契約を改革すれば数兆円を節約できる」と党の主張を展開。「来年の市議選では、未来の会の3人が当選して市政改革を果たしてほしい」と激励した。

 
市民による積極的な市政参加を呼びかけた来本健作氏(33)=大塚町=は合併問題に触れ、「御津町と合併し、新市の名称を『海陽市』とすべきだ」と持論を展開。合併問題を本気で議論しなければならないと危機感を表明した。

 一貫して行財政改革を訴えてきた大向正義氏(59)=本町=は、予算236億円に対し22億円もの歳入不足となっている市の財政状況を指摘。職員給与や保健医療での改革を進め、競艇事業に頼らない自立した財政体質への転換を主張した。

 荘田代表(49)=宝町=は市民病院の経営状況に言及。赤字解消のため年間8億5000万円の税金を投入するか医療サービス低下を容認するかの問題だと説明。ラグーナ増資問題については、同市の将来をかけた重要課題で、支援に反対する議員を当選させてはならないと呼びかけた。

(2006-05-21)


                     
(平成14年3月定例会 大場実議員)

 通告をしてあります、まず(2)の合併問題についてお伺いしてまいりたいと思います。この合併問題というのは、国の方針が3,000の地方の自治体を1,000にしたいということで、いろいろな指導を受ける中で、全国のあちこちの自治体がその機運に乗って動いてまいりました。近くは豊川市を中心とする宝飯4町、それでもう1つのエリアは渥美3町を田原町さんのリードで進めているというのが現状でございます。最近、1市4町、すなわち豊川市宝飯4町でございます。この合併協議会が発足をして、過去3回の協議会を開いています。その中で、隣町の御津町さんの提案ですか、議題の中で、蒲郡さんも仲間入りをしてもらってはどうだ、この協議会へ参加をしてはとの呼びかけがありました。

 そして、時を同じくして蒲郡、私たちの町は、これは無視していてはいけないということで、当局側が市民アンケート調査を実施したわけです。以後、半年後にこの豊川宝飯の合併協議会の3回目のこの議題とマッチするようにして結論が出ました。その発表を私たちいただいたわけですが、いろいろな角度から見ると、いろいろな判断ができると思います。やはり一般市民というか、住民は、蒲郡の権限を持つトップの考え方はどうだ、あるいは議会はどういうとらえ方をしているかということが叫ばれています。昨今、日を追うごとに市民が関心を持つというか、注目をしているという中で、これはぜひとも市長さんのお考えを伺いたい。まずこのことを1点お願いをさせていただきます。

 合併問題のAとして、私は対象有権者の1割に当たる6,600人、これで判断していくということが、ちょっと軽率、これは意がちょっと違うかもわかりませんが、これだけで判断できるのかと、なろうことならば蒲郡市6万6,000人の全有権者に問いかけをしてもいいじゃないかと、その方が賢明な答えが出て、判断材料になるんじゃないかという考えのもとに、いま一度全有権者対象者にした6万6,000人のアンケートを求める。その結果を踏まえて、市長さん常々申し上げておりますように、市民本位でいきたい。それが一番早道であるというふうに思いますけれども、再度アンケート調査をおやりになるお気持ちはないかということも伺っておきます。

 あわせてBとして、アンケート調査とは角度を変えた市民の声というのを重視するならば、各界各層、あらゆる団体代表だとか、あるいは私たちの議会代表とか、そういう諮問機関を設けて生の声を伺ってみると、それも判断の1つにはなろうかと思います。いずれにしても、関心がないだとか、あるいはできもせんような大きな構想を描くということではなくて、今身近に迫っていることはどういう問題かということを真剣に考え、検討してみる必要があろうかと思います。

 
私の個人的な意見で、考え方ですが、議会も真剣に取り組んで、できるならば特別委員会も設置して、あらゆる角度から勉強し検討してみるという必要があろうかと思います。それが不可能だとするならば、有志によるグループですか、そういう志がともにできるというか、行動される人たちだけでもこの問題に取り組んでまいりたいと考えています。そういうことが実際、結束ができたら同志の皆さん方と伴って、蒲郡がどうあるべきかということも検討してまいりたいと思います。

 それから、合併問題に対して、最後のCですけれども、今盛んに私が東側の話ばかりしておったわけですが、正式ではないですが、非公式の中で、岡崎さん、幸田さん、額田、このエリアがいろいろな機会があるごとに声がかかります。ここも1つ市長さんは、岡崎さん、幸田さんから合併の呼びかけがあったときにはどういう対応をされるかも伺っておきたいと思います。


(平成14年3月定例会 金原久雄市長)

次に、合併問題についてご答弁申し上げます。今回の合併問題に対する市民の関心についての調査は、調査書に同封したお願い文にありますように、
市民の今現在における関心がどのあたりにあるか、今後の参考にさせていただくために実施したものであります。有権者の10%を対象に行いましたのは、先に実施した渥美町を参考にしたものであり、安城市が実施するのは有権者の4%と伺っています。関心度調査としては決して低い数値ではないと考えております。市民代表、各団体代表、議会代表、学識経験者等、諮問機関を設けることにつきましては十分参考にさせていただきたいと思います。

 次に、具体的な市長の名前を挙げられてのご質問がありました。
他の市長から呼びかけがあれば、議会の皆様にも、市民の皆様にも情報を提供し検討してまいる必要があろうかと思います。いずれにいたしましても、その時点で市民の意向を調査し、民意を反映して方向を出す必要があると考えております。

 さて、豊川市と宝飯4町の合併協議会への参画でありますが、基本的には1市4町の枠組みは崩さず、別途会長と御津町が本市に打診するとのことを受けとめております。さきの
アンケート結果からしても、市内の東から西までさまざまな意見があり市民の関心は高いものの、合併への熟度が達しているとも言えず、また、合併協議会に参画するにいたしましても、1市4町の合併協議会の解散と2市4町の再度の決議を要する等、決して簡単な話ではございません。


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