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改善vs改革(060525)
人間は一人では生きていけません。生活していく中でいろいろな組織と関わり合います。仕事する上で必ず入会しなければならない組織、地域で生活する上で協力しなければならない組織、趣味で入会する組織等・・・。
そして入会したとしても人それぞれ組織に対する思いが違います。例えば
1.組織の目的のに沿ったことに取り組みたい人
2.友情を分かち合いたい人
3.飲むのが好きで、2次会、3次会に行く機会をもとめる人
4.家族に言えない他の目的があって、組織参加を理由にする人
5.参加しないと村八分に合いそうなので仕方なしに参加し会費を納める人
6.役職に就きたい人
大凡、1〜6の中で、個々により割合が違うのでしょう。
この不景気の中、多くの組織が会員縮小に悩んでいます。会費を払うための金銭的余裕がなくなり、入会していてもメリットがないと思う人が多くなっているのでしょう。また、退会する気はないけれども運営に問題があり、指摘すると村八分に合いそうで言い出せないという人もいるかもしれません。例えば、未だに高額な費用弁償している組織とか、懇親会費、親睦旅行費の予算に占める割合が高い組織。参加できない(しない)人には割が合いません。組織を運営することは本当に難しいことだと思います
さて、我々は、蒲郡住民として必然的に組織を形成し、市役所が行政執行しています。市役所が行う諸施策について、無関心でいられた時代は終わりました。行政問題をどのように解決すべきでしょうか。
より良い組織にするという意味で2つの言葉があります。、
”改善”
と
”改革”
です。国語辞典によると
”改善”
とは、悪い所を直して、よりよい方向に持っていくこと
”改革”
とは、古くなった(不都合な)制度や機構を、新しい時代に適応するものに改めること
とあります。
市民に選挙によって負託される市長及び市会議員は、
”改革”
を提言しなければなりません。公僕たる職員は市長及び市議員の提言した
”改革
”の実践、及び
”改善”
の提言とその実践をすることです。
蒲郡にとって不幸なことは
”改革”
を提言する市長及び市会議員がほとんどいないということです。
来年は、選挙があります。関心を持って清き一票を投じることを市民に求められています。
参照:明日への思い:
改革プラン
(060415)
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