◆予算要望(060104)
毎年12月頃に予算計画案が作成され、翌年度3月議会において予算が確定します。
平成18年度予算要望書を「蒲郡市政クラブ」、「蒲郡新政クラブ」と「未来の会」が市長に提出しました。それぞれ”議会事務局への問い合せ”、”蒲郡新政クラブだより”、”荘田博巳議員のホームページ”で確認しました。
他の会派は提出してないようです。
今、市財政は非常に厳しく、財政健全化のためには総額予算を10億円程度(それ以上)下げなければならないと複数の議員の発言があります。そうであるならば、要望書へも、概算を付けてどれだけの削減をはかるかを明示すべきだと思います。概算のない要望の羅列は議員一年務めればできるでしょう。新政クラブの要望概略書及び未来の会の要望書を見る限り、概算が付けられているようには思えません。
また、蒲郡未来の会を責める気はまったくありませんが、要望書の中で
「市民が納得のできる改革でなければなりません。『公正』『透明』を心がけて、既得権を持つ個人や団体を優遇することのないようにしていただきたい。」
とあります。
大きな既得権を持っていて優遇されている団体・個人の一つが議会・市会議員であることを忘れないでいただきたいと思います。
蒲郡新政クラブだより No6 平成17年10月10日発行
市長に平成18年度予算要望書を提出
蒲郡市政クラブは、9月27日に「平成18年度予算要望書」を提出しました。近年の財政状況の厳しい中、市民福祉の向上と明るい市政の展望を開くことを願って、「効率の良い行政改革の推進」を第一に考え、第二に将来の活力ある地域経済の活性化に向けて「道路、港湾等の年、産業基盤の整備促進」、第三に少子高齢化社会にふさわしい「温もりのある社会福祉施策の充実」を求めると共に「市民協働のまちづくりの推進」、「環境に配慮した自然と共生するまちづくり」を積極的にはかられるよう要望しました。主な内容は次のとおりです。
1.効率の良い行政改革
@職員定数の削減。給与、手当等の見直し
A「官から民へ」民間委託の積極的な活用
2.都市基盤の整備促進
@道路関連
・国道23号バイパス築造事業の整備促進
・国道247号バイパス築造事業の整備促進
・都市計画道路大塚豊岡線の整備促進
・形原西浦線の整備促進
・本町13号線築造工事(旧わかば保育園跡地)の整備促進
A港湾関連
・水深11メートルバースの早期実現
B上下水道関連
・大塚、西浦地区下水道整備事業の促進
C農業水産関連
・大塚・西迫ほ場整備事業の促進
D都市施設関連
・中部、蒲南、駅南地区整理事業の早期完成
・駅南西地区の整備促進、蒲郡南北駅前広場整備事業の促進
・鉄道高架周辺、高架下整備事業の促進、塩津駅周辺整備
3.活力あふれる地域経済の活性化
@既存産業の高度化と積極的な企業誘致支援
・民成工業用地の早期活用
・ポートセールスの推進
・税制、金利負担等の優遇策の実施
A観光のまち再構築
・観光交流立市宣言に相応しい事業展開の推進
・「癒しとアンチエイジングの郷」づくり事業の支援
・商店街の振興、地域通貨(エコ・マネー)の推進
・蒲郡発地域ブランドの積極的な支援
4.積極的な合併への取り組み
・合併の可能性を見据えた周辺市長との連携
5.安全で安心して暮らせる街づくり
・学校校舎、体育館緊急避難場所等公共施設の耐震整備
・住宅耐震診断の積極的な推進
6.温もりのある福祉施策の充実
@少子化対策
・保育園の民営化推進、次世代子育て支援の充実
・保育サービスの充実(低年齢児保育、一時保育等の拡充)
A高齢者、障害を持つ人たちへの支援
・地域包括支援センターの整備、(仮)地域いきいきサロンの充実
7.心豊かな人づくりと人にやさしいまちづくり
@地域の伝統文化継承支援(郷土芸能債の継続)
・NPOや各種団体との連携による協働のまちづくりの推進
8.ボート事業の充実と経営改善
・ポートピア川崎の経営健全化、通年ナイターの実施
・従業員等の削減と給与、手当ての更なる見直し
9.環境にやさしい循環型社会の構築
・アオサ対策と三河湾浄化の積極的な推進