◆選挙公約の中間報告 (051127)

 蒲郡市会議員の『選挙公約の中間報告書』を公開します。以下の点にご注意下さい。


1.現職市会議員26名に、依頼文を自宅に郵送し、
個々に提出していただくようお願いをしました。(敬称略)

 (1)個人で提出していただいた議員 
    荘田博己、柴田安彦、来本健作、日恵野佳代

 (2)クラブで提出していただいた議員
   新政クラブ:小林武男、鎌田篤司、鈴木源六、羽多野努、喚田孝博

 
(3)一切報告のない議員 (17名)
   土屋善旦、伊藤勝美、坂部 傑、大場久充、中野房子、
    山本和市、鈴木八重久、伴 捷文、竹内政住、
   大竹利信、小林康宏、白井邦男、松本昌成、斉藤泰一
   竹内政幸、大向正義、藤田勝司


2.議員が提出された報告書を約束どおりそのまま公開します。順番は、到着順とします。

 提出いただきました議員には厚く御礼申し上げます。来年も行いたいと思いますので宜しくお願いします。


 11月30日から始まる12月定例会において、現議員数26人から22人に削減する条例を議員自ら可決する予定になっています。 これで本当によいのでしょうか。


『議会が変ればまちが変る。議員は有償ボランティア!』



参照:明日への思い:選挙公約の中間報告依頼(051114)
             平成15年蒲郡市議会議員一般選挙「公約」


                     
●荘 田 博 己

*** 選挙公約 ***

◆【選挙公報】
◎議会と行政のスリム化と情報公開
◎子育て、進学、就職の支援
◎みかん農家、繊維産業の支援
◎介護保険等福祉サービスの向上
◎環境に配慮した行政
蒲郡の未来のために全力投球します!

◆【市議として力を注ぐ施策は】
 高齢者のためのケア施設やホームの設備。乳幼児、学童保育の充実。子どもの進学、就職支援。せんい業者、みかん農家の支援。海をきれいに、海岸線全域を海の自然公園にしていくビジョン。

◆【私は約束します】
a)行財政改革
b)市議会の議員定数を削減し、市役所の事務事業の見直しと再評価を訴えていきます



*** 選挙公約中間報告 ***

 二年半前に当選して現在まで、極力『普通の市民の感覚』で行政に対してものを申してきたつもりです。しかし、私に投票してくれた有権者のみなさんにとって満足のいくレベルであったかどうかはわかりません。

 選挙公約は、議員として常に頭においていますが、刻々と変化する情勢にタイムリーに対応していくことも重要だと考えています。

 さて、議員が本来『公約』をして、それを守れるのかについては、その職務上議論のあるところだと考えています。
 議員は当局にたいして、提言やチェックをおこないますが、政策を実行できないからです。しかし、公約として努力目標を掲げた以上、議会活動の中で、自分にも他人にも認識できる程度には、その努力がなされるべきです。
 「影でしっかりやっている」「議場以外の場所にも政治活動はある」などというのは詭弁です。したがって、私は、議会(本会議・委員会・理事会)で発言した範囲でこの質問にお答えします。

 私は、自分の選挙公約は二つだと思っています。
@ 行財政改革
A 議員定数削減と事務事業の見直し

@について。多額の競艇収入に依存してきた蒲郡の財政はすでに『破綻』していると考えています。国がおそらく返してくれそうもない減税補填債や臨時財政対策債の起債を加えると、およそ30億円は歳出を削減しなければなりません。
そこで、市の職員の定数削減、各種手当てのカット等で人件費の削減。ボートピア川崎、看護専門学校ソフィアなどの事業の廃止。保育園など公の施設の民営化。保険センターの事業の大幅な見直し。などを、うったえ続けています。
8月の人事院勧告で、職員の調整手当ての廃止(蒲郡は地域手当0)がでたので、この影響額が7億円。私や会派(未来の会)の仲間がうったえている事業の廃止や民営化などで約8億円。さらに、組織の改変や補助金の見直し、市有財産の処分などを求めて議会で発言しています。
 公約はおおむね果たしていると思っています。

Aについて、議員定数の削減を公約にしたのは私だけではないでしょうか。私は議員定数は10万人以上の市は1万人に一人。それ以下の市は5千〜1万人に一人くらいが適当ではないかとおおざっぱに思っています。
したがって、蒲郡の場合は10人〜15人程度がよいのではないかと考えます。
 しかし、市民のみなさんの中には、自分たちの地域から議員を出したいという考えの人も多くいます。したがって、そうした市民意識の推移を見ながら徐々に定数削減していけばよいのではないかと思っています。
 今回、他の会派との協議があり、次の市議選挙(平成19年)から4名削減する議案を12月議会に提出します。
 数は少し譲歩しましたが、削減は実現します。
 事務事業の再評価については、市の『事務事業評価』が全事業を3つに分けて、3年間ですべての事業の評価が完了するという不十分なものでした。そこで、これを、1年ですべての事業の評価をすることと、外部評価を徹底的にやることをうったえています。ただ、私たちの会派では、提出されたすべての事業(約600)で、課長、係長にヒヤリングをおこない、成果や事業費についてチェックを完了しています。
 これも、おおむね実行していると思っています。


 総合的に、私は、議員として自分の公約はおおむね果たしていると考えています。 もし点数をつけるとしたら80点(完璧ではないが合格)と思っています。



                     
●小 林 武 男
●鎌 田 篤 司
●鈴 木 源 六
●波 多 野 努
●喚 田 孝 博

*** 選挙公約 ***

 別途参照


*** 選挙公約中間報告 ***

 選挙公約の中間報告について(報告)

 見出しのことについて、我がクラブは平成16年5月に発足し、議員活動を精力的に邁進してまいりました。定例議会ごとに年4回「クラブだより」を発行し、市政報告と共に個々の活動も記載し市民に報告させて頂いております。今までの全会報誌お送りさせて頂きます。ご要望の件については、市民の皆様に判断をして頂くのが本来かと考えますので、我々の公式な会報誌をもって、ご要望の返事とさせていただきます。



                     
●柴 田 安 彦

*** 選挙公約 ***

◆【選挙公報】
 積極的な提案をしてきました。
過大な契約水量を減らし、水道会計で約4,500万円の節約ができました。介護保険料の減免や子どもの医療費無料化の署名では、老人クラブや保育園の父母をまわりいっしょに運動。4年間で17件の請願を紹介しました。
 市民が頼りにできるまちをめざします!
◎国保税を抑えるなど、病気や高齢でも安心のまちに
◎7才未満の医療費助成や30人学級など、子育てしやすいまちに
◎地元発注や直接雇用の拡大など、地域経済支援と失業者対策を
◎環境をまもり、憲法の生かされたまちに
◎市政報告の発行を続けます

◆【市議として力を注ぐ施策は】
 子どもの医療費助成や介護保険料の減免を求める署名に取り組みました。過大な県水の契約を指摘し、年四千五百万円の節約も実現しました。市民が健康で安心して暮らせる蒲郡市をめざします。

◆【私は約束します】
a)公平でムダのない市政
b)厳しい目で市政のチェック役を果たす。「市政報告」の発行も続ける


*** 選挙公約中間報告 ***
 
この間、以下のような取り組み、活動をしてきました。
       
                    日本共産党市議 柴田安彦
 
・契約方法の改善………一般競争入札の導入、予定価格の事前公表、厳格な随意契約など、契約方法の改善を求めてきました。状況に合わせ、提起した方法がとられるようになっています。
 
・小規模修繕契約登録制度がスタート………ひとり親方など市内零細業者でも市の工事受注に参加できるよう、「小規模工事登録制度」を提案。みだしの名前で実現しました。これにより、学校の修繕などに参加しやすくなりました。
 
・ホシハジロを飛来地を守る運動に参加。個人の池を残すことは出来ませんでしたが、沿岸区域300haを銃猟禁止区域することができました。
 
・障害者の支援費制度でサービス量を増加させる………新しく導入された支援費制度でしたが、蒲郡は従来からのサービス量程度しか認めてきませんでした。不服申し立てを手伝い、議会でも取り上げ、制度の改善をさせることができました。
 
・児童クラブ、児童館………二つの制度がなかった時代から、一貫して制度の拡大、普及を求めて運動してきました。すべての中学校区に児童館が出来、児童クラブも充実しました。
 
・国保税を安く押さえるための提案………蒲郡市は徴収できなかった国保税分を支払った加入者の負担でまかなう予算体型にしています。改善を求めるよう求めています。
 
・トライアスロン世界選手権大会のコース変更………当初、大塚から西浦までの海岸コースを設定。幹線道路を一日通行止めにする計画でした。住民の生活に与える影響を考え、変更を求めました。最終的に、市民への影響の少ないコースに変更されました。
 
・区画整理で移転を急ぐ権利者に配慮できるよう、換地変更の手法を提案。検討がされています。
 
・資源回収団体への助成制度。業者により逆有償価格にアンバランスが生じていました。助成額が不用意に大きくならないよう制度改善を提起。業者間のアンバランスが減少し、助成のムダがなくなりました。
 
・市営住宅の入居要件緩和………市は法的に認められている高齢者などの単身入居を事実上認めない取り扱いをしています。また、条例準則では保証人がなくても入居できる場合を認めていますが、市は2人を絶対必要とする取り扱いをしていました。改善を求めた結果、保証人は1人でよい場合を認める条例改正をしました。
 
・イラク派兵、憲法の改定、新しい歴史教科書の導入に反対する運動をすすめ、平和な日本を築くために奮闘しています。
 
・個人的な相談にも応じています………離婚問題やサラ金問題など、個人的な相談にも随時応じています。
 
・市政報告の発行を続け、議会の様子をお知らせしています。また、同紙はホームページでも公開しています。



                     
●来 本 健 作

*** 選挙公約 ***

◆【選挙公報】
 『好きだから・・・』
◎住み良い街が「好き」な街
 地域産業 ⇒ パワーアップ!!
◎楽しく出来れば「好き」なコト
 スポーツ・文化・芸術 ⇒ レベルアップ!!
蒲郡が「好き」って言えるためには・・・
未来を本気で考え、健康な街を作ります!!

◆【市議として力を注ぐ施策は】
 蒲郡商工会議所在職中に感じていた中小企業の抱える諸問題を的確に把握し、柔軟かつ迅速に対応し行動していきたい。情報・交流をキーワードに、未来を本気で考え健康な街を作ります。

◆【私は約束します】
a)街づくり
b)蒲郡商工会議所経験を生かし、若さと行動力で未来を本気で考え健康な街をつくる 30歳!!


*** 選挙公約中間報告 ***

まず、私が今までの定例会で一般質問した内容を下記のとおり一覧にしてみました。

平成15年6月定例会

1 蒲郡市のあり方について
 (1) 合併問題について
 (2) 観光振興について
 (3) 商店街活性化について

平成15年9月定例会

1 大塚地区インフラ整備について
 (1) 「さがらの森」運営管理について
 (2) 「橘丘跡地」整備計画について
 (3) 「三河大塚駅前」整備計画について
 (4) 「民成地区」開発計画について
 (5) 「ラグーナ第2工区埋立地」及び、県施工「大塚海浜緑地」開発計画について
2 新たな観光振興策について
 (1) 観光宣伝の現状と新たな手法について
 (2) 観光客への利便性とホスピタリティーについて
 (3) 観光における「蒲郡ブランド」確立について

平成15年12月定例会

1 観光滞在時間の延長策について

 (1) 蒲郡駅南から竹島園地までの観光地整備について

 (2) 市(フリーマーケット)の定期開催について

2 市民の文化・スポーツ力向上について

 (1) 新図書館建設について

 (2) 新体育館建設について


平成16年6月定例会

1 市民の政治参加について
 (1) 選挙投票率について
 (2) 市政の周知PRについて
2 蒲郡市観光ビジョン中間報告について
 (1) 経過と課題について
 (2) 市民意識及び周知について
 (3) 今後の展開と方向性について


平成16年12月定例会

1 愛・地球博開催を契機とした他観光地との差別化策について
 (1) 愛・地球博来場者が本市に来訪された場合の特典・優遇策について
 (2) 愛・地球博開幕にあわせて「観光都市宣言」の早期提言について
2 環境問題、特にゴミ行政について
 (1) ゴミ出しマナーとクリーンサポーターについて
 (2) 粗大ゴミ回収とゴミの不法投棄問題について

平成17年6月定例会

1 地域における学校の在り方について
(1)
学校の安全管理と防犯対策について
(2)
地域一体の学校づくりについて

2 観光イベント・まつりについて
(1)
観光イベント・まつりの現状と今後の展開について
(2)
イベントマップ、観光カレンダーについて

平成17年9月定例会

1 万博閉幕後における当市の観光振興について
(1)
観光交流立市に向けた具体策について
(2)
蒲郡観光交流ウィークについて

平成17年12月定例会

1 観光交流課の設置について

観光交流立市宣言をした蒲郡市において、観光交流を専門に担当する

部門を新設し強力に観光交流を推進するべきである。当局の考えを伺う。
2 大塚地区における諸課題について
 (1) 「さがらの森」における水確保ついて
 (2) 「海陽学園」開校における周辺整備について
 (3) 「大塚海浜緑地」整備について

 (4) 「一般廃棄物最終処分場」の現状について
 (5)
「民成地区工業用地」開発事業について


※各年3月定例会は代表質問のため質問はしておりません。平成16年9月議会は温泉問題について質問しようと準備を終えておりましたが、時期的に偽装や不当表示などの問題が各地で騒がれたため当局と打合せをし、一般質問を急遽取り下げました。


以上のような質問をしましたが、特に観光振興については、観光地整備、観光宣伝PR、イベント・まつり、利便性とホスピタリティー、蒲郡ブランド、蒲郡市観光ビジョン、愛地球博、観光都市宣言、フィルムコミッション、コンベンションビューロー等々、様々な観光問題を必ず質問項目に入れております。中でも、私がかねてより提言しておりました観光都市宣言が、「観光交流立市宣言」という形で実現できたことはたいへんの喜びであります。


従来の定住人口の増加に対する限界から、交流人口の増加への転換が求められ観光振興はそれへの可能性がもっとも大きいことからさまざまな地域で盛んに展開され、蒲郡市でも観光振興がますます需要になってきます。観光振興は、他の産業と比較してみても、観光客消費によってさまざまな産業に寄与し、地域への経済波及効果をもたらすと言えます。さらに、今後、所得や自由時間の増加、価値観の変化、アジア諸国を中心とする外国人観光客の訪日などにより、観光客の増加が十分に見込まれるからだともいえます。


このように地域振興の核として位置付けられることが出来る観光振興とは、地域住民、地方自治体、観光関連団体、観光企業またはそれら幾つかの連携したものが主体となり、主に観光地の開発、観光イベントの開催、土産・特産品の開発により観光客を創造、増加あるいは維持して、地域経済を活性化させるとともに、地域文化を発掘・創出し、地域住民に生きがいや誇りなどをもたせる地域づくりのことであります。

観光振興は、観光産業はもちろんのこと、第一次産業、地場産業、商業などにも幅広く経済波及効果をもたらすことは、多くの場合、地域経済の活性化を大きく担っています。


今後もこの観光振興を、一つのライフワークにしていきたいと思っております。

 また、その他、予算委員会、決算委員会、常任委員会等で積極的に質問をしております。とくに、これからの時代に避けては通れない問題の合併問題や、商店街をはじめとする商業の活性化、健康推進のための体育施設の拡充と改善、そして、行財政改革の強力な推進、市議会・市役所のスリム化など取り組むべき課題は山積しています。

 今後も、蒲郡市民に、蒲郡が「好き」と言える街づくりを提言だけでなく、行動できる議員としてがんばっていきたいと思います。



                     
●日 恵 野 佳 代

*** 選挙公約 ***

◆【選挙公報】
 みなさんと一緒に実現できました。
 老人クラブのみなさんと力をあわせて、東三河初の介護保険料の軽減、保育園のお母さんたちとともに、子どもの医療費を入院は5歳児まで無料にすることができました。

 今度は・・・こんな願いを実現します
◎お年寄りの介護保険料・利用料の軽減
◎子どもの医療費を6歳児まで無料に
◎住宅リフォーム助成事業で、地元企業の仕事の確保
◎お年寄りに無料バス
◎30人学級の実現、学童保育の充実

◆【市議として力を注ぐ施策は】
 安心して暮らせるまちをと、介護保険料の軽減、子どもの医療費を入院は六歳未満無料など実現。今度は住宅リフォーム助成で、地元企業の仕事確保。三十人学級、無料バスや介護利用料の軽減を。

◆【私は約束します】
a)子どもとお年寄りの福祉
b)子どもの医療費を6歳児まで無料。介護保険の利用料軽減。無料バスも


*** 選挙公約中間報告 ***

 お問い合せをいただいてありがとうございます。

・お年よりの介護保険料・利用料の軽減は、何度か、一般質問で取り上げています。介護保険料の据え置きができました。利用料の軽減は実現できていません。

・子どもの医療費は、入院だけでなく、通院も6才未満児は無料となりました。

・住宅リフォーム助成事業は実施されていませんが、市が発注する小規模修繕の事業者登録制度が実現でき、市内業者に仕事が回る一環となったと思います。

・お年よりの無料バスは、議会の一般質問を行っていますが、まだ実現できていません。

・30人学級は、実現できていませんが、学童保育の充実については、13小学校に対し、12ヶ所の学童保育(児童クラブ)が、実現できました。学童保育については、土曜日の開設、春休み中の開設、4年生の受け入れ(試行)など、さらに充実できました。

・児童館は中学校区に1館ずつの7館が実現できました。中高校生にも対応できるよう、職員の研修も始まりました。

・障害児保育の「ふれあいの場」は、社会福祉協議会任せにせず、市が責任をもって保育にあたるようになりました。巡回相談も充実されました。

・義務教育の修学援助制度について、案内の改善、新1年生の準備金の支給時期を、早めることができました。

・高齢者家庭に、地震対策として家具転倒防止器具を設置することが実現できました。



                     


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