◆市会議員(051111)

 最近の市長選では、必ずと言っていいほど候補者は「市民参加」を強調します。市民から負託された市会議員がいるというのに何故でしょう。市会議員は市民の代表ですから「市民参加」する必要がないとも言えます。

 西尾市では、市長の公約であった
「行財政改革市民会議」が設置されたようです。

 蒲郡市でも、「行政改革大綱」は平成9年に市民を含めた委員会で制定されたものです。当時としては住民参加の先駆者的存在であったのではないでしょうか。その時の議会議事録を見ると、議員が不快に思っていることが理解できます。

 新城市では、多くの議員が支持する候補でさえ「市民参加」を推進するようです。他方、市議を務めたしがらみの少ない候補者は、
「議員では越せない行政の仕組みがある」
「最終決定するのはトップである市長。常に歯がゆさがあった。」
と言います。


 市会議員は今まで何をしてきたのでしょうか。そして何ができるというのでしょうか。市会議員の役割を見直す時代となりました。



                     
新城市長選


候補者 旧新城市助役 K氏

中日新聞(051106)公開討論会
 市長就任後にすぐに実施する重要施策について「助役を務めた知識と経験を生かし、行財政改革と市民参加を推進する」

中日新聞(051107)力強く第一声
 陣営カラーの赤いはちまきを締めた支持者をはじめ、自民党の国会議員や地元選出県議、市議選新城選挙区の候補者13人が見守る中、決意表明した。

 「合併協議会の幹事長としてまとめた新市まちづくり計画は、旧三市町村の約束事として推進しなければならない」と訴えた。

中日新聞(051108)横顔
 市長選への立候補は、悩み抜いた末の決断だった。「大勢の皆さんから『おまえでなけにゃあだめだ』と強い要請を受けた。(旧新城市の)山本市長が出馬しない以上、合併協議をまとめた自分には責任がある」と決意を話す。

 新城高校卒業後に旧新城町役場に入庁。主に財政畑を歩み、1999年に助役に抜擢された。自主財源に乏しい市だけに「国の制度は刻々と変化する。情報を正確につかんだ上で、新城市が使える制度が何かをいち早く判断してきた」と、即戦力をアピールする。



                     
新城市長選

候補者 旧新城市議 S氏

中日新聞(051106)公開討論会

 市長就任後にすぐに実施する重要施策について「あらゆる市民の声を聞くための情報交換会を開催する。」

中日新聞(051107)力強く第一声
 「(市長は)市民に選ばれ、雇われた4年間の契約社員。契約不履行ならリコールされてもかまわない」と決意を述べた。市議4期の経験を基に「議員では越せない行政の仕組みがある」と呼びかけた。

中日新聞(051108)横顔
 旧新城市議を4期務めたが「最終決定するのはトップである市長。常に歯がゆさがあった。」



                     
中日新聞(051031)
行革に市民の意見
西尾市が第1回会議開催


 西尾市の行財政改革を市民の目で検証し、市民の意見を反映させる「行財政改革市民会議」が設置され、第1回会議が30日、市役所で開かれた。同会議の設置は、9月の市長選で当選した中村晃毅市長が掲げた公約の一つ。月1回の会議を重ねて提言をまとめ、来秋、中村市長に提出する予定。

 2005年度から5年間の市の改革市政を示した「行財政改革推進計画」を検証するほか、市民から見た市の財政や組織、サービスなどの改革について調査、検討する。委員には会社経営者や町内会、商工会議所、農協、女性団体、有識者などの代表者ら10人が選ばれた。

 中村市長も出席したこの日は、会長に自動車部品製造会社社長の斉藤肇さん、副会長ににしお男女共同参画市民会議会長の加藤晴子さんを決めた。市側は財政状況の説明をした。委員からは「まずは行政の専門用語がわかるようにしてほしい」などの要望も。11月19日の第2回会議以降は、原則非公開になる。(桜井孝雄)


                     


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