◆H16政務調査費（050716）

　蒲郡市の平成16年度（H16.4〜H17.3)政務調査費関係書類(領収書含む）の調査結果を報告します。

　平成15年度と比較してみましたが、ほとんど変らずでした。昨年４月に豊橋の市民オンブズマンが平成１４年度分の『蒲郡市議会政務調査費の支出に関する市民監査報告』を、蒲郡市長及び蒲郡市議会議長宛に提出しているはずです。その甲斐も無く、議員には改善しようとする気はないようです。多くの議員は適当に書類を作って提出しておけばいいという感覚なんでしょう。議員は情報公開の怖さを知らないようです。

　名古屋市では政務調査費議論が盛んです。蒲郡市の場合、政務調査費を半分にしても問題は無いようです。いずれにしても市民が厳しくチェックしていかなければなりません。

　気のついたことを記述します。

１．蒲郡市では政務調査費を一議員当たり２９万円ですが、昨年新しくできた新政クラブは前期分は払われず半分の１４万５千円でした。

２．使い切れないため、新聞代、電話代、燃料代(ガソリン代)、本代に無理に補填している。電話代、燃料代は領収書は必要なく自己申告制なので、そこで調整している事が明らかです。

３．新政クラブの議員は、政務調査費が半額のため、新聞代を支払うことができなかったようです。平成１７年度復活しないことを望みます。

４．個人攻撃をしたくありませんが、小林康宏議員の政務調査費での本の購入はひどい。「世界は腹黒い」等が蒲郡の政務調査にどう役に立つのか。猛省していただきたい。

５．またも、個人攻撃をしたくありませんが、山本和市議員の電話代と燃料代計約２３万円。議員を長年やっていれば、こんな白々しい報告書を提出できるのですかね。山本氏は、共産党を含めた野党議員が、議長候補として投票されたはずです。そんな人がこの程度だとは落胆しました。


　　参照：明日への思い・政務調査費（040704）
　　　　　　　　　　　　　　　　　H15政務調査費（040730）

★資料作成費（新聞）

　未来の会を除いて、自宅に配達される新聞だと思います。また一人で複数の新聞を政務調査費で支払わせています。公益性からいって非常に問題があると思います。

注：途中で解約した新聞名も載せてあります。

★資料作成（本）

　小林康宏議員分のみ

★その他（電話）

　電話代、燃料費について総額×５０％で月々の金額を算出し、全員分を月ごとに一括して支払証明書で処理しています。

平成１６年度（H１６．４〜H１７．３）

★その他（燃料）

平成１６年度（H１６．４〜H１７．３）