◆行政改革委員会（050129）

　外部評価をした行政改革委員会はいつできたのでしょう。新聞の写真を見ると、和泉教授がいます。未だ何をしているか情報提供のない協働まちづくり推進委員会の間違いかもしれない。

　市役所の行政課に尋ねたところ、行政改革大綱（平成９年８月制定）を作成した人が中心になって、平成１１年３月から活動をしているようです。私も忘れていましたが、とことん蒲郡にも資料がありました。そこで、今までの具体的な活動記録の資料を求めましたがありませんでした。こんなことでは行政側の思う壺にはまったも同然です。

　行政改革委員会名簿を見ると、和泉委員長他の７人はすべて民間人です。委員になられた経緯及びどの程度の権限があるのかは知りません。が、行政からでなく市民からの目で行政改革大綱の進捗を徹底的にチェックしてほしく思います。

　今の蒲郡をよりよいまちにする特効薬は、民間で構成する行政改革委員会の積極的な監査活動であると言っても良いように思います。名だけの会にしないで下さい。



参考：情報公開（行政改革大綱の目的）


追伸：下記市長のコメント。こんな呑気なことで良いのでしょうか。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

(中日新聞050126)

蒲郡市行革　１４事業が”落第点”
外部評価で厳しい結果

　学者や市民代表でつくる蒲郡市行政改革委員会は２５日、市の施策について初の外部評価を発表した。２００３年度に市が実施した内部評価に比べ、委員会の外部評価では「廃止を検討」「内容を改善」と落第点の事業が倍増した。
　委員会は、市の全７７６事業から２０事業を抽出。昨年６月から担当課への聞き取り調査を重ね「国民健康保険の保養所を利用する市民への助成金」など１４事業について廃止か改善を求めた。内部評価では計７件だった。

　外部評価を実施している自治体は、このほか県内で名古屋、知立、春日井、瀬戸の４市のみ。金原久雄蒲郡市長は「厳しい評価を受け、行革が進めやすい」と話した。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

蒲郡市行政改革委員会名簿

役職	委員名	職業等	大綱作成時
委員長	和泉　潤	名古屋産業大学環境情報ビジネス学部　学部長	○
副委員長	丸山　忠吉	会社役員　三谷町	○
委員	大竹　富三江	主婦　鹿島町	○
委員	長田　東一	自営業　三谷町	○
委員	小池　高弘	会社役員　中央本町	×
委員	鈴木　庸輔	会社役員　形原町	○
委員	平野　春子	主婦　竹島町	○
委員	山田　文子	主婦　水竹町	×

大綱作成時：大綱作成時行政改革委員会委員であった人は○。