◆本会議中継(040707)

 議会議事録が次の議会が始まる直前までにしかできるようになっていないことの是正をこのHPで何度も取り上げてきました。議会を傍聴できない市民に、早く内容を公開すべきであると思うからです。実際、傍聴する市民は、平日開催ということもあって非常に少ないのが現実です。私も仕事の都合で行きたくてもなかなか行けません。西枇杷島町では土曜議会を開催したようですが、それでも傍聴者は少なかったようです。

 議会の内容を、市民に知らせる方法は、他にもあります。地域に密着したCATV会社に放映してもらうことも良いでしょう。蒲郡市議会でも、そのことが取り上げられていますが、予算の面で実現されてきませんでした。

 その他の方法として、
インターネットによる生、録画中継です。愛知県議会の本会議中継は、生はもちろん、録画は見たい時に何時でも見ることができます。そして、議会の内容を翌日には録画として、見ることができるようにしていることを議会事務局の方に確認しました。これができれば、次の議会が始まる直前まで(約2.5ヶ月)待っている必要はありません。私の主張する議会終了後1週間までも待つ必要もありません。

 インターネットで動画を配信する技術は、難しいものではありません。市職員のソフトの知識があれば十分でしょう。愛知県議会のように一般質問する議員ごとに選べるように区分するだけでいいのですから。画像も、固定画像で問題ありません。愛知県は委託料約600万円払っているようですが、市職員が編集すれば委託料は0円で済むはずです。

 
できないできないとばかり言っていては、能がありません。どうしたらできるのか考えていただきたいと思います。



                     


本会議中継

県市 本会議中継方法 発信元 委託料
愛知県 生、録画(インターネット) 愛知県 約600万円
豊橋市 生、録画(インターネット、CATV) CATV会社      0円
岡崎市 生、録画(CATV) CATV会社 約590万円
豊田市 生、録画(CATV) CATV会社 約200万円

録画(インターネット): いつでも見ることができる。 

録画(CATV): ケーブルテレビ会社が放映する時のみ見ることができる。通常、議会開催期間中のみ放映。

豊橋市は、CATV会社が都合によりインターネット配信をやめているそうです。


                     

★(平成15年12月定例会 藤田勝司議員)

 それから、CATVでございますけれども、なかなか普及率が20%ぐらいで伸び悩んでいるというのは、料金が高いのか、それだけ価値がもう一歩なのかよくわかりません。それでも、豊田さんなんかは、災害時には有線放送とタイアップして、先ほど企画部長が言ったようなことで、情報を流すとか、いろいろな形があるように聞いております。ですから蒲郡市も、もっともっと普及率が上がれば申し分ないですけれども、災害時には普及率が2割としても、それでも情報は流れますので、そういったことをやっていただけたらと思います。

 議会の放送も今、ロビーでしておりますけれども、前に、平成10年、11年のときに私も議運の委員でありまして、CATVを使って中継したらどうかというようなことがありましたけれども、器具を買ってくださいだとか、放送にはお金がかかりますよというようなことで、大変お金がかかるということで、大変ちゅうちょして、そんなにお金をかけるような価値はないじゃないかということでやめになった経緯もありますけれども、蒲郡市も市役所がIT化で県内一番、それからまた、きょうはデジタル放送が始まる記念日というようなこともありまして、議場のテレビカメラや庁内のカメラが大変古くて、それはデジタルには対応できないと思いますので、別にことし、来年ということではありませんけれども、将来的に向かって有線放送のカメラにもたえられるようなカメラに取りかえていくというような、いろいろな方法を考えていただけたらなということをちょっと思いますけれども、これは要望しておきます。

                     

中日新聞(040614)
初の“土曜議会”西枇杷島町

 西枇杷島町議会は十二日、六月定例会を開会し、一般質問を行った。土曜日に一般質問を行うのは、同町では初の試み。ただ、町が期待したほど傍聴者は集まらず、今後に課題も残った。

 土曜議会開催は、二月に初当選した毛利義臣町長の選挙公約。毛利町長の「普段は傍聴できない町民に議会を訪れてもらいたい」との希望に、町議会も賛同し、実現した。同町では一九九九年十二月に日曜日に一般質問を行ったことはあるが、土曜は初めて。

 町は土曜議会の開催を町民に周知するため、町の広報誌六月号で知らせたほか、開催前日の十一日夕方と当日十二日の朝、広報車一台をそれぞれ一時間程度走らせた。

 町は、傍聴席四十席は埋まると想定。四十五席を用意した別室には、議会生中継大型プロジェクターを設置し、多くの町民が詰め掛けると期待していた。

 しかし、実際にこの日傍聴に訪れたのは三十人。毛利町長が初めて答弁に立った三月定例会の六十一人を大きく下回り、傍聴席満席とはならなかった。

 土曜議会の手応えについて、毛利町長は「ある程度の成果はあったと思っている。今日の開催に対して町民から意見などを募り、日曜日の開催も含めて検討したい。いずれにせよ、こういった取り組みは継続していく」と話した。

 初めて議会を傍聴したという会社員男性(60)は「平日は働いているので、土曜日に議会を開催してくれるのはありがたい。最初は理解できなかった話も、議論を聞く中で少しずつ分かるようになった」と話した。

 この日の一般質問では、十人が登壇。清洲町、新川町との間で進む合併協議について質問が集中した。町は町民への説明について、今後、合併協議会が説明会を実施する予定で、現時点では町長、職員が出向き実施する出前講座で対応していると説明した。 (寺本 康弘)


                     


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