◆情報センター(040104)
 平成15年10月1日より情報センターの開館時間及び休館日が改正になりました。それによると、開館時間を大幅に減らしています。多額の維持管理費がかかるという当センターの問題点が解決されるのでしょうか。

変更項目 改正前 改正後
開館時間 午前9時〜午後9時 生命の海科学館:午前9時〜午後5時30分
情報センター:午前9時〜午後9時
休館日 12月28日〜12月31日 12月28日〜12月31日
8月を除く毎月第2火曜日

情報センターについては、[3-13.情報センター]で記述のとおり、ガンは生命の海科学館です。

 古代の海の歴史を化石やコンピューターグラフィックを用いて展示する科学館を、何故市が運営することになったのか理解に苦しみます。海に関する化石がこの蒲郡から出土されているということならまだ理解できます。
寄せ集めてきた化石がたとえ学術的に貴重であったとしても、このような地味な内容では観光施設になり得ないのは初めからわかっていたことだと思います。さらに残念なのは、コンピューターを駆使しているので維持管理費が非常にかさむということが、事業決定当時、誰もわかっていなかったのでしょうか。少しコンピューターをかじっている人がおれば、すぐ気のつく話だと思うのですが。平成14年度決算でサーバーシステム等保守委託料で6,365万円かかっています。いずれにしても毎年約2億円の赤字を計上しているわけです。

 事業決定当時の鈴木克昌市長の答弁(平成8年6月定例会)は
 『この海洋情報センターの施設整備の目的でありますが、まず、蒲郡の子供たちがこれまで教科書やテレビ番組でも知らされることのなかった海の誕生のドラマや、生命との関係における役割を学び、海に対する理解を深めることであります。そして、施設を利用することで、パソコン等のマルチメディア機器の使用になれ親しみ、海外の子供たちの個人的で自発的な交流を深めるということにあります。その結果、高度情報化社会に対応する能力を身につけてもらうことも重要であるというふうに考えております。』
です。確かに良いことには違いないのですが、多大の赤字を出してまで行う事業かということです。どうも蒲郡に作らなければならない必然性が感じられません。
当施設の意義4][当施設の意義5


 過去の事業認定当時のことばかり言っても建設的ではありません。すでに運営されている当施設を、今後どうするかということです。

 衆議院選挙の鈴木克昌候補の決起大会の際、金原市長は
 「情報センターは、毎年2億円の赤字を計上しますが、必要な施設です。」
と述べられています。なぜ必要な施設なのか説明して下さい。

 また、荘田議員の平成15年12月議会一般質問発言通告書には”情報ネットワークセンター:町づくりの中でのセンターのあり方について”とあります。生命の海科学館に言及されているのでしょうか。内容を知りたいのですが、まだ議事録ができていません。

 
この問題は、役人に任せるのではなく、市長及び議員で徹底的に議論していただきたいと思います。財政難の今”休館する勇気”も政治には必要ではないのでしょうか。



                     

 平成15年3月総務委員会会議録・情報ネットワークセンター管理規則の一部改正に関する部分の内、山崎賢治委員の発言を掲載します。

 結局これは金がたくさん要るわけだね。今、センター長も言われるけれども、金がかかり過ぎちゃったわけだ。土地から建物からね。市民病院もそうだと思う。これがずっと、今、センター長のお話を聞いていると、ますます年々金が要ってくるわけ。いっそのこと、どこの業者も、委託も何でも引き取ってくれないよね。市以外じゃあ。直営だな、市が。そういうことを市の市長初め幹部の方が、これでいくんだという考えはちょっと私は間違いだと思うよ。どっかで考えなきゃいかんだ。一方これが利用されて相当の効果は上げていると思うけれども、その税金をよそで何かつかうようなかんこうも、それは一理あるわけだ。そうでしょう。

 土木費は削る。こんなに金がやぐるっているのに、特定なことのために、市も学校も皆恩恵を被っているわけで、それも大変いいことだと思うけれども、どちらがいいか。これは、わずか100万か300万の仕事も、建設部の予算をすると、金がない。やれんと。そういうふうにふり分けもいいか、生命の海の科学館だけに。ごく一部の人に叱られるかもしらんけれども、どちらが効率がいいかということで考えなきゃならんといっても、やめるわけにはいかんでしょう。これをどっかに委託して、金を1円も出さんように、市が。それもやれんわね、今あんたの話を聞いていると。そんなことしたら運営ができないということでしょう。そういうことを総合的に考えて、
鈴木克昌前市長がやられたことだけれども、大分自身持ってやられたことだ。正直言って私、あのときに議長をやっていて、2回目だかの議長のときで承知している。そのときと今は違うけれども、一遍、市長みずから検討を。私もよくわからんけれども、どっかで検討する予知はあると思う。

 結局いくら持ち出しになるだね。年間で。償却も考えていかにゃいかんわけだ。あれがまた4年目で、もう半年ぐらいには傷むそうですよ。まただめなんて、またどえらい金が要るわけでしょう。一遍やっておけば10年か20年もつことならいいけど、4年ぐらいで物が傷んじゃって、また取っかえていく。市民病院もそうだ。旧市民病院のいい機器を運ぶといっても、みんなそっくり船で持っていっちゃうだ。結果的に皆新品を買ったわけだ。どんな機械も全部新品。その新品で買った医療機器を、もうだめだって。それで売り屋さんはどんどんいい物を買っていただくと。何でもそうだね、今は。自動車なんか特にもち過ぎちゃって、15年ぐらい乗っちゃう人がある。だけど、そういう市民病院がまた何十億円という金を実際払うっていえば要るんじゃないいですか。収入役さんもそういうことをきっと頭にお考えになると思う。機器が古い、蒲郡市民病院は。それと一緒で、生命の海科学館もだめな時期が来ちゃっている。取っかえにゃいかん。それでやっていけるかなと思うんですよ。私もよく中身のことはわからんけれども、これを契機に一遍市長みずから一考をしてみる、考えてみるということを、私は意見だけをいって終わります。

                     


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