◆市長選が終わって(031006)

 平成15年10月5日、2期連続無投票で再選(2期目)されました。県下32市の過去4年間の市長選において、無投票であった市は5つ(碧南、蒲郡、知多、知立、高浜)あります。碧南市、知立市の市長は、現在2期目で1期目には選挙がありました。知多市長は1期目で無投票でした。

 高浜市長は、県議の父を持ち、周囲に推され市議になり、その後市長となり全て無投票で4期勤められているようです。高浜のサラブレッドなのでしょう。高浜市は福祉の街として全国的に有名であり、TVにもよく放映されます。私は、高浜市長の講演会を拝聴したことがあります。そこらのおじさんと何ら変わらないほどの気さくな方でした。
さすがに街に対する思いは強く、口先だけでなく、本当に実践しておられる人の発言は重いものを感じました。

 同日、豊川市では選挙が行われました。現役市長に対し、2人の候補が挑みました。一人は、無投票阻止と言うことで早くから名乗りを上げました。もう一人は、NPOの盛んな街らしく、また、女性の社会進出の盛んな(県議選でも女性が当選)街らしく、NPO代表者の女性の方が立候補されました。詳しい立候補理由を知るよしもありませんが、豊川市らしい選挙であったなと思います。

 一方、無投票であった蒲郡市もまったく蒲郡らしい選挙であったのではないかと思います。つまり
行政に無関心でいても、市民生活には何ら影響がないと多くの市民が思っているため、選挙になりにくいからです。理由は、四つあります。

一つは、
蒲郡は、保守的な閉鎖的な街であるということ。

二つは、蒲郡は、過去の栄光(繊維・ロープ等で得た名声)にすがろうとする傾向が強いこと。

三つは、蒲郡は、市民の血税というより蒲郡競艇の利益で街づくりしているようにみえること。

四つは、蒲郡は、他市と比較して誇り及び優越感を失いたくないと思っている時に、ラグーナが繁盛しているようにみえること。


 これからの時代、市町村は
勝組負組と分かれるとよく言われます。今日本全体が変革の時代の中にあるわけです。その変革にうまく対応できない市町村はすたれていって当然のことでしょう。

 蒲郡市民は、危機感が少なすぎると思います。
 
残念ながら、蒲郡市民はもっともっと痛い目に遭う必要があるようです。

 中日新聞(031006)には無投票で再選された金原市長の喜びの声として
 「
四年間の仕事が認められたと自負している」とあります。金原蒲郡市長は、高浜市長なのでしょうか。それが問題です。


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