◆公用車(030906)
高知県の橋本大二郎知事が東京事務所で使用していた公用車(94年式、紺のメルセデスベンツ、購入価格約640万円、落札予定価金額約37万円、落札金額約160万円)の競売が1日、行われました。専属運転手が定年退職したのを機に、厳しい財政事情を考えて手放すことにしたようです。
蒲郡市議会においては、公用車の管理について質問されています。平成10年12月議会で中野議員、平成15年3月には松本議員が、公用車の稼働率の低さを改善するよう提言しています。しかし、5年経っても、目に見える改善はなされてないようです。
平成15年3月定例会 岸本晃一総務部長の答弁によれば、
「平成15年2月1日現在の公用車の所有台数でございますが、全体では215台で原動機付自転車及びフォークリフト等を除いた一般車両は188台であり、本庁舎内には49台ございます。内訳といたしましては、専用車として6台、事務車として33台、特殊車7台、外郭団体が3台あり、本庁舎外では139台となっております。」
とあります。
この数字が、多すぎるのかよく分かりません。議事録を見ても、解決策がはっきりしないまま終わってしまっています。ということは、役人が得意な現状を変えようとしない、何もしないということです。稼働率が悪いという現実があるのですから、例えば市長が公用車2割カットを宣言する。その後の不都合は職員が知恵を出し合い補う。それで良いのではないかと思います。たぶん、無駄が省け何ら問題ないことだと思います。
専用車については、専属運転手が市長専用車、議長専用車にいるようです。市の偉い方達も自分で運転してはどうですか。群馬県太田市では、市長は市長専用車スバルレガシーを自分で運転して出張するそうです。そして、市長、助役、議長の専用車は高級すぎて、日頃運転慣れが必要ではないでしょうか。排気量が2000cc以下の車で十分です。
さらに、市長のカバン持ちは必要なのでしょうか。市長が出席される会合に、市長の後ろを歩いておられます。当然、市職員なのでしょう。他にやる仕事があるような気がしてなりません。カバン持ちの役割は何なのか。真剣に考えていただきたいと思います。
専用車 | 専属 運転手 |
車種 | 排気量 | 購入金額 | 登録年 | 管理課 |
市長 | 有 | 三菱デボネアエグゼクティブV | 3500 | 659万円 | H 8 | 秘書課 |
助役 | 無 | トヨタクラウンロイヤルサルーンG | 3000 | 412万円 | H 4 | 秘書課 |
収入役 | 無 | トヨタプリウス | 1500 | 235万円 | H11 | 会計課 |
議長 | 有 | トヨタクラウンマジェスタ | 4000 | 547万円 | H13 | 議会事務局 |
教育長 | 無 | トヨタマークU | 2000 | 208万円 | H 1 | 庶務課 |
監査員 | 無 | トヨタマークU | 1800 | 167万円 | H 1 | 監査事務局 |
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