◆北川正恭氏の講演(030823)

 8月21日豊川ビジョンリサーチ「第2回政経塾」において 前三重県知事 北川正恭氏 の講演会がありました。いうまでもなく行政において経験豊富な方なので、あっと驚くような考え方、発想の仕方等が聴けるかと思って受講しました。しかし、当たり前のことを言っているだけでした。人間考えることは、天才(北川氏)も凡才(私)もそんなに違わない。違うのは、行動するか否か。行動しないのは知らないに等しいと再認識しました。


 豊川の合併の議員在任特例(合併後2年間1市4町の議員の身分保障)についてどう思われるかと言う質問に対し、
「それは、私が決めることではなく、市町民が決めることです。市町民が立ち上がらなければ、何も変わらない。」
との回答でした。ごもっともです。


 従来、我々はえてして「市長はえばってばかりいて何もしない」(実際に私は市長に公の場で怒鳴られたことがあります。)「議員は職責を果たさず自営の仕事ばかりしている」「役人はまさに役所仕事で時間ばかりかかる」というような不満はよく言いもし、耳にします。しかし、それを変えようとする市民運動はほとんどなされていないのではないでしょうか。このようにもし市長、議員、役人が不能であるとするならば、そこに住む住民も不能であると言うことになりませんか。極論すれば

『市長、議員、役人がバカだから、蒲郡はよくならない』 のではなく

市民がバカで、市長、議員、役人を監視しないから蒲郡はよくならない。』 だと思います。

民主主義の時代です。市民が一番偉いのです。市民の声には、市長、議員、役人は従わなければなりません。


 例えば、議員定数削減、議員報酬削減すべきだという市民運動が起こった場合について考えてみましょう。2つの削減事項は条例ですので市議会に議決権があります。最初に2条例の見直しの〔
陳情書〕を提出します。何もしないのであれば、有権者約1300人署名された〔条例改廃の請求〕をすればいい。それが否決されるのであれば有権者約21700人署名された〔議会の解散請求〕をすればいい。そして、議員選挙で2条例に賛成する過半数の議員を当選させればいいんです。目的達成のためには、市民が変えなければならないという思いがどれだけ強いかに関わってきます。


 皆さん、蒲郡はこのままでいいんですか。多くの市民が、立ち上がって行動しなければなりません。

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