◆高齢者(030730)

  総務庁統計局の「国勢調査」によると、1995年(平成7年)総人口に対する65歳以上(高齢者)の占める割合は14.6%でした。人口問題研究所の「日本の将来推計人口」(平成14年1月推計)によると2025年の65歳以上は28.7%(3472万人、男1449万人、女2023万人)、2050年には35.7%(3586万人)の推計を出し、21世紀の中間には3人に1人が高齢者となります。 また、平均寿命では、2003年男77.88歳、女84.73歳、2025年男79.76歳、女87.52歳となります。女性の方が男性より7歳ほど長生きです。


また、1993年(平成5年)の厚生白書によると
1993年の要援護高齢者は200万人、寝たきり高齢者が90万人
2000年の要援護高齢者は280万人、寝たきり高齢者が120万人
2025年の要援護高齢者は520万人、寝たきり高齢者が230万人
としています。


 高齢者という言葉から連想されるのは、
*寝たきり老人、ぼけ老人
*働くことが出来ず、支えられる人で、社会のお荷物的存在
*日本は、少子高齢化が進んでおり、将来が不安
等、良いイメージを持つ方は少ないのではないでしょうか。

 しかし、2025年の65歳以上の高齢者のうち、援護を要しない高齢者は2722万人(3472万−520万−230万)もいることになります。高齢者であっても、2000万人以上の人は健康であり、体の動く間は自分のために社会で活躍していただきたいと思います。 著者「生きかた上手」で知られる日野原重明先生は、
老人が頑張って若者に戻ればいいと言っています。[新たな高齢者像

 ある講演で聞いた話ですが、妻に先立たれた夫は、その後の生存年数は3年以内、夫に先立たれた妻は、その後の生存年数は10年以上あるそうです。多くの男達は妻への依存度が高く、生きがいをなくしてしまうことが原因のひとつではないでしょうか。

 いずれにしても、高齢者が活き活きしているまちづくりをしなければなりません。


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