◆東海地震に備えて(030726)

 平成15年7月20日『東海地震の分析と自身に強い住宅とは』と題し、名古屋大学大学院教授 福和伸夫氏による講演会がありました。
震度6程度の地震は必ず来るというのに、愛知県民には危機意識がないと強調されていました。
 私も、このホームページで
地震は自助、互助が重要ですと言いながら、地震対策は家具の固定しかしていません。自分は大丈夫だというふうに思っているのでしょう。最新の統計(東海・東南海連動型)でも蒲郡は地震がきても20人しか死亡しないから、確率は20/82000つまり4100分の1。そうなれば相当運が悪いと思って諦めるしかない。 〔県内地震の被害予測〕 多くの人はそう思っているのではないかと思います。(勝手に決め付けてすいません)
 このような意識を変えるにはどうしたらいいのでしょうか。やっぱり地震の恐さを体験するしかありませんね。淡路・阪神大震災記念人と防災未来センターでは、地震を映像で再現しています。一度見てみましょう。


 福和先生の災害対策として2点注目しました。1つは
笛の携帯です。万一地震に遭い家屋の中に取り残され自力で脱出できない場合、声を出し続けるには大きなエネルギーが必要です。そこで、笛を吹けば、少ないエネルギーで救出者に位置を知らせる事が出来ます。災害用及び護身用の笛で、デザインの良いペンダントが開発されればと思います。

 もう一つは
災害用伝言ダイヤル(電話番号『171』)です。災害時には一般、及び携帯電話は、ほとんどかかりにくくなります。一般電話から通話できないときでもグレー、緑色の公衆電話(ピンク電話は除く)からは、かかりやすくなっているようです。でも、数が少ない。そこで、災害伝言ダイヤルは、大規模な災害が発生した際に、被災地域内やその他の地域の方々との間で「声の伝言板」の役割を果たすシステムです。被災地の方々が録音した安否情報等を、その他の地域の親戚や友人等が、全国に設置された「災害用伝言ダイヤルセンタ−」を通じて再生することが出来ます。(詳細はハローページ)


SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送