◆3−13.情報センター
情報センター(情報ネットワークセンター)は、下記の4つの目的で平成11年7月20日にオープンしました。
1.海をテーマとした情報受発信型科学施設
2.海をテーマとした情報化の演出が施された観光施設
3.高度できめ細やかな行政サービスを実現するための新社会資本の核施設
4.地域の産業支援や育成を図る産業情報化支援施設
毎年約2億円の赤字となっており、議会で休館を求める議員もいます。
〔情報センターの決算〕〔休館1〕〔休館3〕
話を複雑にしている理由は、コンピューターの技術修得・サービス提供施設としての情報センターとコンピューターを用いた観光施設としての生命の海科学館をごちゃ混ぜにしてしまっていることです。情報センターは情報化時代において必要な施設で、多くの市町村で開設しています。
問題は生命の海科学館です。同じような施設が豊橋動物園内に自然史博物館がありますが、展示物等比較してみると明らかに魅力ある施設であるといえません。事業の収益性の判断の際参考にされなかったのか不思議でなりません。
〔情報センターの概要〕
海洋情報センターの収支を情報センター部門と生命の海科学館部門とに分けて《情報公開》すべきです。その結果によっては休館、廃館も考えなければならないと思います。その場合情報センターは、市役所、市民会館等他の公共施設内に移動したらどうでしょうか。
金原市長は、当施設の議案提案者ではないとしても、どうすべきか説明責任はあります。平成13年3月議会の発言の中で
「生命の海科学館で展示物解説機器を操作していただくことによって、パソコンの操作が決してわかりにくい機器でないことをご理解していただいて、パソコンに向かっていただくとともに、情報化社会の一端をかいま見ていただくといった情報の処理的な役割を担っております。」〔休館2〕
ではお話になりません。
議会には予算決定当時賛成された方が多数おられるはずです。毎年約2億円の赤字があっても蒲郡市にとって必要な施設なのか、必要でない施設であればどうしたらよいのか、市民に説明するため《情報公開》して下さい。
【データ整理】
・蒲郡海洋情報センター基本構想は、高度情報化を通じて「21世紀に向けたより豊かな市民生活を実現するための街づくり戦略の拠点」と位置づけています。
・情報ネットワークセンターには、次の4つの目的があります。
◇高度できめ細やかな行政サービスを実現するための中心施設
◇すべての生命体の源である「海」をデーマにした情報を国内外に対して送受信できる科学館
◇地球・生命・海をテーマに、最新の情報機器で演出された観光施設
◇情報機器を活用し、教育支援や産業支援を積極的にすすめる施設
・生命の海科学館の入場者数は 〔生命の海科学館入場者数〕
平成11年度: 48163人 (但し7月以降)
平成12年度: 41297人
平成13年度: 32155人 (前年度より9142人減)
平成14年度: 27094人 (前年度より5061人減)
・平成14年度入場者数の内最も多い月: 8月 6268人 202人/1日
・平成14年度入場者数の内最も少ない月:12月 1064人 39人/1日
・化石購入に関する住民訴訟では、鈴木克昌前市長らに6568万円を市に返還するよう命ずるとの一審判決が下されました。今控訴中です。
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