★（平成１２年３月定例会　牧野亘産業振興部長）

『ＭＴＤセンター』　　　　　　　　　　　　　　　　　

　次に、（仮称）ミカワ・テキスタイル・デベロップメントセンター整備事業、略称ＭＴＤセンター整備事業でありますが、21世紀活力圏創造事業整備計画に位置づけられた事業で、主力地場産業の繊維産業活性化の新しい切り口として取り組んでいるものでございます。現在、昨年５月に市内 685の繊維関連の事業所に対しまして実施したアンケート調査結果を参考に、参加事業所、団体でこのＭＴＤセンター整備事業研究会を立ち上げ、毎月１回程度のペースで会議を重ね、市からの提案に加え、参加者からの提案も出され、早々に実現できるもの、将来的な事業とのすみ分けも含め、さまざまな角度から情報交換、議論、研究を熱心にいたしておるところであり、成果が上がるものと期待をいたしております。


　また、商店街ステップアップ活動支援事業でありますが、商店街の活性化はお客さまのニーズをいかにつかみ、いかに情報を流し、買い物をしてもらうかが大きなポイントであると考えます。この商店街ステップアップ活動支援事業につきましては、11年度から３カ年事業でありますが、個々の商店街にあっては既にマップづくりや街角美術館の設置、そして商店街のホームページの作成など、商店街みずからが活性化に向けて考え、実行していくという気運も広がってきたと感じております。12年度からは、事業の効果をより上げるために、支援額の増額もしようと考え、中心市街地活性化対策とあわせ、商店街の活性化に寄与できるものと思っております。