★(平成12年3月定例会 羽田野努議員)

ポートセールス』          

 初めに大きい1番、蒲郡市の産業振興についてのうち、1三河港蒲郡地区についてであります。私は、日ごろ産業の発展は、水問題のほか、道路、港湾施設等の物流の基盤整備が欠かせないことだと思っております。道路問題については、議会でも特別委員会を設置し、当局の努力を積極的に応援しているところであります。


 港湾施設の問題についてお聞きします。三河港は、昭和39年4月に重要港湾の指定を受け、蒲郡港は昭和41年開港指定を受けてから既に30年余になります。その間、国、県並びに関係者の努力により、港湾整備が進み、木材の輸入と自動車の輸出を中心に順調な発展をしてきております。今後のさらなる飛躍を期待しているところでもあります。しかし、入航船舶、貨物の増大及び運搬車両の増加に伴う港湾施設への負荷や海水、強風による港湾特有の過酷な環境条件による施設の傷みもひどく、早期の改修等が必要だということであります。


 毎年度、蒲郡港の整備の要望を三河港振興会、三河港整備振興同盟会等において、港湾管理者である県に要望書を提出しているようでありますが、ここ2年ほど、全くと言っていいほど予算がついていない状況であります。特に浜町全面のマイナス11m3バース岸壁は、平成9年に工事に着手し、10年、11年度にはサンドコンパクションパイルの杭打ちの工事を進めまして、港湾関係者も17年の完成を楽しみにしていたようですが、12年、13年度と国・県の財政難で予算がつかず工事が中断。また、荷さばき地、野積み地の舗装、補修や岸壁の改修等にも全く予算がつかず、補修要望にも対応をされていない。港湾施設利用者の安全効率のためにも、蒲郡港営施設株式会社の社長でもある市長は、蒲郡市として各方面に積極的に働きかけて、採択への努力をするべきだと思いますが、いかがでしょうか。
          
 また、過日豊橋市長を団長に、三河港への新たな定期航路の開設、既存航路の維持拡充、集荷活動のため、韓国へポートセールス、海外ミッションを実施され、成果があったようですが、最近、三河港神野地区、大崎地区、豊橋地区に比べ、蒲郡地区の影が薄いような気がしますが、蒲郡地区の一層の振興と発展のために、ポートセールスをする考えはないかお尋ねいたします。あわせて、そうした状況下のなか、三河港のなかで蒲郡地区の位置づけについてもお考えをお聞かせいただきたいと思います。
   

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