★(平成15年6月定例会 栗田一衛企画部長)

ポートルネッサンス等

 ご質問の観光まちづくりのうちポートルネッサンス、あるいはインナーハーバーということがありました。そのことについて少し私の方から答弁させていただきます。

 東港、ポートルネッサンス21計画に基づき、埋め立てられました東港は、埋め立て申請書の中での整備構想として海のマーケットプレイス、あるいは水族館と海の科学館を併設する海洋センターが計画されていました。また、これら上物計画に沿うよう、土地利用の用途を港湾関連用地としております。公有水面埋立法では、埋立竣工後10年間は土地利用の用途変更は制限されています。海のマーケットプレイスの具体案として飲食施設であるブランチマーケット構想が立てられました。これらは、第三セクター、あるいは民間企業による整備・運営を予定していますが、現在の経済情勢下では、進出してくる企業名は聞こえておりません。

 水族館につきましては、現在の施設の老朽化を考慮し、公共での建てかえ整備も考えられますが、建設の優先順位はかなり後の年度になろうかと思います。
 現在、この地域は堤防が都市計画道路松原線沿いにあります。これによりまして東港の埋立地が市街地と分断された形となっています。堤防を海側へ前出しすることで、市街地との分断を解消し、埋立地の価値を上げ、民間企業の進出を働きかけることが現在考えられる最善策かと思われます。

 インナーハーバー計画にいたしましても、計画どおりには進んでいません。しかし、計画の変更をするつもりも現時点ではありません。計画どおり民間事業者の進出を期待しているところであります。次期港湾計画の改訂時にも現行計画は残す予定にしております。


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