★(平成14年12月定例会 水山慶太郎産業環境部長)

TMO事業

 商店街の活性化について。TMO事業の現状についてであります。本市のTMOは、主体を商工会議所が担い、主に企画調整を行うこととなっております。去る11月13日に中心市街地活性化委員会が設立されました。委員会は商工会議所と商店街、観光協会と市で構成されております。事業内容に応じ、必要に応じて必要な人、適任者に参加協力をお願いしていくことになっております。今後はTMO構想に掲げられた事業の実現に向けて、一つ一つできる事業からできる人たちで実施していくことを基本に着実に実施し、成果を積み重ねていくこととなっております。


 個々の事業主体は、商店街や観光協会などが想定されております。TMOは、事業推進にあたって必要となる人材の確保、国・県の補助金の獲得などでバックアップしていくことになります。中心市街地は市の顔であります。市といたしましても、TMO事業推進には全面的にバックアップしていく考えであります。   


 次に、(2)の商店街等への支援現状についてであります。商店街の活性化では、商店街の皆さんのやる気が何よりも重要であると思っております。
 しかしながら、商店街を取り巻く環境は年々厳しくなっております。空き店舗の増加、経営者の高齢化と後継者問題などやる気が失せてきているのも事実であります。このような状況下でありますが、一部にはやる気の芽も出始めております。特に元気塾の皆さんはお買い物に不自由をしている方、特に高齢者や障害者の方々への御用聞き、宅配サービスの可能性について、ホームヘルパーや障害者などと関係した方々と一緒に研究をし始めております。
                       

 女性の頑張りも目立ってまいりました。形原レディースのみなさんがつくったおかみさんの似顔絵つき商店街マップは、いろいろなところで話題となっております。蒲郡地区にもおかみさんの会が誕生いたしました。全体から見るとまだまだ少数ではありますが、こうしたやる気のある人たちの輪が広がってくることを期待しております。


 市は、今年度から商店街活性化先進的ソフト事業支援補助金を始めております。昨年度までの実施しておりました商店街ステップアップ活動事業支援資金を継承し、さらにレベルアップをしていただくことを期待しての制度化であります。商店街の活性化で何よりも大切なのは、商店主のやる気と市民の皆さんが商店街で物を買ってあげることが最大の支援策と思います。市といたしましても、やる気のある人、団体には側面から応援していきたいと考えております。

                      

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