『都市計画マスタープラン』

★(平成18年3月定例会 鴨下利一都市開発部長)

次に、都市計画マスタープランの住民会議についてであります。
 このマスタープランは、住民に最も身近な市が、より地域に密着した立場から、その創意工夫のもとに市の都市計画の方針を定めるものでございます。計画目標年次は、平成19年度から平成34年度の15年間の予定でございます。

 今回、都市計画法の一部が平成12年5月19日に改正されたことに始まり、少子高齢化の進行など都市を取り巻く社会経済状況の変化に対応するため見直すことになりました。
 
マスタープラン作成に当たっての基本的視点は、一つ、市の主体性、独自性の確保。一つ、住民参加。一つ、上位関連計画であります県の都市計画マスタープランや蒲郡市総合計画などとの整合性と役割分担。一つ、広域的な見地からの調整などが挙げられます。

 住民会議についてでございますが、住民会議への参加者を広報がまごおりや蒲郡市のホームページに掲載するなど広く募集をしました結果、市民67名の方が参加をされました。
 住民会議は、市内を大塚・三谷、蒲郡・塩津及び形原・西浦地域の3地区においてそれぞれ3回実施をさせていただきました。会議の内容につきましては、まちづくりで行政がすること、市民ができることを踏まえ、1回目は「まちづくりの想い」、2回目は「いいトコわるいトコ」マップづくり、3回目は「まちづくりのアイデア」、「キャッチフレーズ」について意見の交換をしました。

 その結果、行政ができることにつきましては、道路・公園・下水道などの生活環境の整備が一番に挙げられました。住民の方が積極的に参加できることにつきましては、環境美化活動の参加・コミュニティ組織やボランティア休暇の活用によりまちづくりに参加するなどの意見がございました。
 総じて、良いまち・住みよいまちになりたい、もっと好きになりたい、よくしたいという住民の方の強い思いが感じ取れました。

 こうした住民会議の意見と、既に実施済みの市民アンケート結果を整理し、今後マスタープラン策定の中でご意見を踏まえて検討していく考えでございます。

 なお、住民会議の結果につきましては、会議ごとにかわら版としましてまとめ、市議会各会派、市役所の玄関、各出張所等13カ所に配付をしております。また、広報がまごおりでは、毎回、「みんなで考えまい、蒲郡のまちづくり」として、掲載をし、市民の方にお知らせをしている状況でございます。
 マスタープラン策定後は、議会に報告し、市民に公表していきますのでよろしくお願いをします。


                     


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