『観光都市宣言1』

★(平成17年6月定例会 鎌田篤司議員)

 それから、観光であります。これは、本当にこれも「じゃ、何だ」という話でありますけれども、西浦のサーキットの問題は、昨日、地元の八重久議員さんも言われ、質問されたことでもありますし、これ、具体的にまだなかなかわからんところもありますけれども、やはり私は了として考えていい話かなというふうに思いますので、期待を込めて今後の推移を見守りたいと思います。市がどういうふうに関与していくかなということを含めて、期待を込めて見守っていきたいと思いますので、これはこれで結構でありますけれども、再三言われている「観光交流立市宣言」ということをされました。これは、私どももそこにいた現場の1人ですからよくわかっているんですけれども、これについて、この後に伴議員さんも質問をされますので、あんまりくどくこのことについては聞きませんけれども、
ただ1点、「これ、宣言してなんだったのかな」と。そのあと、何ともアクションが出てこん。これは、この間、部長さんとこんな話をさせてもらったときに、私と考えが異なっちゃったんだけど、私は、観光というものは少し泥臭いぐらいでちょうどいいのかなというふうに思っております。それがいいかどうかわからないですけども、せっかく観光交流立市宣言というものをされて、例えば、市民の方々がそういうことに対して思いがあるか。例えば、蒲郡に観光に例えば来たとしても、「ええっ、蒲郡、どこが観光だん」という話に、今のところそんなような形だと思いますので、大変泥臭いことかもしれませんけれども、立て看板なりそれが高かったり、いろいろ予算かかったりというなら、せめてホームにそんなようなことしたということぐらいを知らしめるぐらいのことはしてもいいかなと思います。

 これは、ちょっと蛇足になりますけれども、私どもが各地の視察をさせてもらうと、全部ではないんですけども、観光というか、そういうことをある程度表に出しているところ、例えば金沢みたいな大きなまちでも、視察の最後には必ず土産物屋にどんと行かされて、「あと、30分ありますので、お迎え来るまでここで何かしとってください」と。何かしとってください言われても、土産物屋へ行って何かしとってくださいというから土産物買うということを言われていることなんですよね。

 例えば、市の皆さんがそこまで考えて、蒲郡の観光というものを考えている。要するに、
蒲郡が観光地だということをいろいろ言われているけれども、具体的にそういうものが出たためしが、私、あんまり記憶にないですよね。ですから、例えば、蒲郡の駅降りても、「どこに温泉場がある」という話。例えば、観光の案内もありますけれども、それを探すという感じですよ。普通なら、ぱっと行って、「じゃ、旅館ここ」っていうような形とか、そういうものがやっぱりしてないと、「どういうふうに観光地。ここは」という話になってしまうと思いますので、そのあたりをどういうふうに部長さん、今回部長さんが答弁されておりますので、部長さんも含めてお考えになっていると、一遍再度聞かせていただきたいと思います。



◎宇野道也産業環境部長(鎌田篤司議員への2回目回答)

 それと、観光の関連でありますが、「観光交流立市宣言をしたが」ということであります。全会一致でご承認をいただいた宣言でありますが、これが極めて足の長い話だというふうに思っています。半年、1年で色がついてくるということはありませんので、地道な継続的な活動がいるだろうというふうに思っています。ビジョン委員会につきましても、大変会を重ねていただいて熱心にご議論をいただいております。先ほど来、壇上で申し上げましたように、「観光ウィーク」だとか、「観光交流の日」だとか、あるいはそれ以外にも新聞に出てますように、お子様におふろに入っていただくようなことをやっていこうとか、いろんなことを今、始めたところでありますので、少し長い目で見守っていただければなというふうに思っております。

 それで、ご提案の駅等々における看板だとか等々についてお見えになった方に、蒲郡市は観光交流立市宣言をしたまちだぞということを知らせてはということのお話でありますが、まさにそういう必要性もいるだろうというふうに思っています。今、直ちにどういう方法でやるかということはお答えしかねますけれども、せっかく市民の方もお集まりいただく委員会がありますので、その中で確実に諮らせていただきますのでよろしくお願いいたします。


◎鎌田篤司議員の3回目質問)

 どちらにしても、産業の再生ということ、教育ということも含めて、教育はまた違うんですけれども、産業の再生ということからいきますと、やはり蒲郡市をどういう方向で持っていくというのはおこがましいかもわからんですけれども、やはり市でそういう形で行政担当しているという方たちであります。我々もそれの一助というか一翼という形になるかと思うんですけれども、どういう方向で蒲郡を持っていこうということをやはりきちんとこれから示していく必要があるのではないかなと。例えば、蒲郡は、こういう狭隘な土地であるし、なかなか地価も先ほど言われたように高い、広い工場用地ができないということを真剣に考えられるなら、なかなか工業ということを考えるのにはということに思われる方もいるかと思うんですよね。ですから、
蒲郡という一つの単体で考えると、あらゆるものを蒲郡に取り込んでいかねばならないということになるんですけれども、やはり無理やりかもわからないですけど、ここで合併という話にもなっていくことであって、そのときには蒲郡はこういう地形、また、こういう環境、いろんなことから考えると、住んでもらう部分を担っていくかなというふうに思う、そういう形でいくかどうか。やはりこれは、皆さんのというか前におられる方々、特に市長さんなんかは、そのことについてやはりきちっと打ち出していく必要が、私はあると思う。市民というのは、やはりそういうものを見て、これからどういうふうに推移するだなと。「じゃ、次の選挙のときにはあの人だ」と思われる方もいるし、「やはり、まあ4年間受け持ってもらわにゃいかんかな」というふうに思われるかもわからん。やはりそういうことをはっきりと示して、これからの市の運営というものかな、担当していただけるような形の中で、推移して欲しいなということを思います。



                     

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