★(平成13年12月定例会 中野房子議員)

独居老人への対応』                   

 次に2独居老人等の未申請者への対応はどうされてみえるか伺います。
 今年度から女性防火クラブが念願の老人家庭防火診断に、消防職員の方と同行できることとなりました。私の娘もクラブ員として過日、独居老人等のお宅を回らせていただいたのですが、その折、老々介護の家庭に伺い、おじいさんがずっと寝たきりだと言うことを聞いて、娘が「介護保険を使われた方がおばあちゃんも楽になられますよ」と申したところ、「前に一度、そういうところに連れて行ってもらったけど、おじいさんが嫌がってねぇ」と言われ、娘は訪問介護の説明もしてまいったと、家に帰ってすぐ私に申しました。介護保険について理解してみえないのだと思います。このような方たちは、特に独居老人とか、高齢者のみの世帯に多いのではないかと危惧いたします。民生委員さんたちが調査し、当局に報告はしてみえると思うのですが、当局はその実態をどのように把握し、対応してみえるのでしょうか。
                    

 保険料支払いの義務があるのなら、等しくサービスを受ける権利もあるわけでありますから、介護保険をきちっと理解していただき、サービスを受けていただくべきと思います。また、サービスを受けられない理由がある場合、その原因を掌握し、解決していくことが介護保険を充実させ、よりよい高齢者福祉を築いていくことと思います。歩けなくなった母、腎不全の父の世話を娘たちと一緒に見る毎日、家族それぞれが生きていくための仕事を持っており、私はどこまで自分が頑張れるかなと不安になることもありますが、この現実を支えてくれるのは介護保険であります。この制度に感謝し、よりよい制度となることを願ってこの質問をさせていただきました。
   

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