★(平成13年12月定例会 中野房子議員)

介護保険の充実』  

 2の介護保険の充実について、1受給者の意見、要望の把握について伺います。
不安を抱きながら、介護保険制度が施行されて1年半余り。保険料の徴収も10月からは既定額となり、新規算入の事業者もふえて、そのサービス内容等が問われるようになってまいりました。私の母も幸か不幸か、この5月から介護保険のお世話になっておりまして、ありがたいと感謝している毎日です。デイサービスの迎えの車の中に存じ上げているお顔が毎度、2、3人は見受けられ、やはりこの制度ができてよかったと胸をなでおろす思いであります。


 しかし、お世話になってみると多少痴呆がかった母でも自分の意に沿わないことも多くあるようで、ときには「デイサービスに行きたくない」とか「ヘルパーさんに来てもらわなくていい」とか申して、私ども家族を困らせます。何が嫌なのか尋ねてみるとなるほどと思うこともあります。私は、こういう立場でありますから、母のためだけでなく、介護保険をよくしていただきたいという思いで、事業者の方に直接お話をし、改善を要望いたしました。


しかし、その後、考えてみましたら、保険料や負担金を払っているからとは言え、世話になっているということで不都合や苦情があってもなかなか言えないでみえる受給者や家族の方たちがいらっしゃるのではないかと心配になってまいりました。そのような意見や要望について、保険者である当局はどのように把握してみえるのでしょうか。また、事業者にはどのような形で伝え、改善を申し入れてみえるのでしょうか、お尋ねいたします。

           

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