★(平成15年12月定例会 藤田勝司議員)

優劣をつける教育

 2学期制導入については、全国的に何ら問題もなく実施されているし、長所も多くあるようですので、生徒たちが少しでも学習結果が向上するよう毅然と実施されることを希望しておきます。

 それから、先生から力強い希望と抱負を述べていただきまして大変安心しております。私も還暦が済みまして、同年が集まると、やっぱり小学校だ、中学校という時代の思い出話が出るわけです。今、見ていると、何か、学習ができる子が、昔からそうですけれども、優等生ばかりが表彰される。だけれども、自分たちのときは、学校を休まなくて、小学校6年間休まなくて、中学3年休まなくて、精勤賞や皆勤賞をもらったとか、どこかの絵の大会へ学校から絵を送っていただいて賞をもらったとか、マラソンで優勝したとか、やっぱり、そういう小さなことを褒めていただいたり表彰していただいたことが60過ぎてもまだそれが思い出になったり、人生の生きていくための力になってるなということをお互いに話し合うわけです。

 ですから、何か時代が変わって、その優劣をつけること自体もいけないような、平等が平等でなく、機会均等の平等ばかりではなしに、何でも一緒でなければならないというような風潮の中での教育でいいのかなということが問題提起されている感じがするわけです。ですから、学生時分に先生に褒めていただいたことや表彰してもらったことが、きょうの財産になったり、人生航路が決まったり、力になっていくと思いますので、何かその辺を、昔が全部いいということではありませんけれども、褒めたり、表彰したりすることを考えていただけると、子供の生きがいや力になっていくじゃないかなということを思いますので、その辺もよろしくお願いしたいと思います。

                     


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