★(平成13年12月定例会 内山剛久教育長)

小中学校統廃合1』  

 最初の議員お尋ねの蒲郡市小中学校再編整備基本計画ということでございますが、愛知県立の高等学校の再編整備基本計画があるのは承知しておりますが、ご指摘のように、市の基本計画は現在ございません。ご質問が3点あったかと思いますので、お答えをさせていただきます。


 第1点の将来の蒲郡の児童・生徒の増減をどう見ているか、具体的に数字を挙げてというお尋ねでございますが、順次減っておることは事実でございまして、その減り方は、この13年度、今年から来年度の14年度にかけて、小学生が104名減ります。これが一番多い減少でございまして、以下その比例的に減っていくというわけではございませんが、15年、16年と、19年の、今から6年後まで見ますと、49人減少、78人減少、41人減少、77人減少、69人減少とすべて減少をしてまいります。したがいまして、19年以降のまだ出生していない子供についての予測はなかなか難しいわけでありますが、まだ、減少が底を打ったということは言えないと思います。この数字が中学校にも言えまして、やはりずっと19年、20年、21年までは減少を続けていきます。したがいまして、子供の数が減っていくというのは、活力に欠けてちょっと寂しい気がしますが、事実は、このとおりでございます。
           
 それから、第2のご質問でございますが、アンバランスな通学距離を排除していくというご指摘で、通学距離でございますが、一応小学校は4q以内、中学校は6q以内という決まりがあるわけでございますが、この範囲を超える学校は蒲郡市内の小中学校にはございません。一番長い距離が大塚小学校の3q、それから中学校では同じく大塚中学校の3・3qでございます。
                             

 それから第3点目のご質問の学校教育法の施行規則の第17条にある適正な学級数12から18学級でありますが、その範囲に入らない小学校は幾つあるかというご質問でございますが、現在、小学校、この範囲に入らない学校は3校ございます。1校は蒲郡西部小学校、これはオール1クラスでありますので、全部で6学級、それから竹島小学校が1学年だけ1クラスのところができまして、現在11学級、それから、逆に塩津小学校が市内で一番大きい小学校ですが、19学級ありまして、これは基準より上にあると、こういう状況でございます。
   

 それらの学校の状況はどうかというご質問でございますが、確かにいろいろな教育活動をやるのに人数が少なすぎて十分に活動が盛り上がらないということもございます。逆に、よい面も幾つかありまして、蒲郡西部小学校の例は、以前にも申し上げたことがございますが、全校児童で給食が一緒に食べられるとか、あるいは1年生から6年生までが縦割りの活動ができて、縦の関係がよくできるとか、こういうようなよい点もございます。
 最後に、適正な規模にすべきかという、その対応をどう考えているのかというご質問でございますが、今申し上げましたように、通学距離等も範囲内にありますし、それからそれぞれのこの学級数が少ない学校につきましても、大変意欲的なよい活動をしておりますので、今のところ、子供のことを考えると、現状でよいのではないかなというふうに考えております。

     

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