★(平成15年12月定例会 平岩尚文教育長)

図書館・体育館の建設

最初に、新図書館についてお答えいたします。議員ご指摘のように、市立図書館は昭和44年7月に開館し、ことしで34年を経過しております。その間、蔵書数は1万2,000冊から現在は27万8,000冊と、市民の利便を図るため努力をし、充実してきております。しかし建物は老朽化し、三河地区22の公共図書館の中で最も古いものとなり、利用者の方々の多様化するニーズ、インターネットを初めとする情報技術の発達に伴う情報化時代の到来、生涯学習社会への移行等に十分おこたえできるか、やや不安であります。
 ご質問の新図書館建設につきましては、その必要性は十分認識してはおりますが、厳しい財政状況の中で他の事業との兼ね合いを考えますと、すぐに新図書館の建設に取り組むということはなかなか難しい状況であると考えております。現在、具体的に計画を進めるところには至っておりません。

  (中略)

 新体育館の建設につきましては、平成6年以降、本会議で4回質問いただきました。その答弁の中で、建設に向けて資料収集や適地を探している等、準備を進めている答弁もあったと記録されておりますが、現在、体育館建設には、一口に言って約50億円の経費が必要であると言われており、厳しい財政の中で他の事業の兼ね合いを考えますと、すぐに体育館建設に取り組むのはなかなか難しい状況であると認識しております。具体的計画を進めてはおりません。現在の市民体育館は、35年前の昭和43年の2月に完成したものであり、建設当時は斬新なデザインと機能を有しており、利用者の皆さんに喜ばれてきましたが、長い経過の中で競技フロア、床板の老朽化が進んでおります。また、利用者ニーズも大きく変わり、広い競技場フロアやサブ競技場、冷暖房施設など熱望する多くの声を聞いております。これからの新体育館建設計画の中には、市民のニーズを盛り込んでいかなければならないと認識しております。

                     


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