『アダプトプログラム』

★(平成17年12月定例会 喚田孝博議員)

それと、協働のまちづくりであります。
 先ほど建設部長さん、そして企画部長さんからご答弁をいただきました。
これは平成13年のときの松本議員さんの質問、大変いい質問で、今日までなぜもっと早い段階で取り組みができなかったのか、残念でならないわけでありますけれども、このアダプトプログラム、先ほども披瀝をさせていただきましたが、今市内各地でいろんな方々が、市民の方々が、市民活動として、このまちづくりに取り組んでいただいております。先ほどの荘田議員の質問にもありました「いっしょにやろまい会」そういうところでも市民の方々がともに活動していただいているわけでありますけれども、私は、このアダプトプログラム、これからもっともっと大切になってくるかというふうに思います。

 企画部長の答弁にもありました、これから団塊の世代の方々が地域に戻ってこられる。昭和22年生まれの方々、ちょっと見てみますと、昭和22年生まれの方が1,479人、そして23年が1,188人。まさにその前の年は900人、1,000人というところが1.5倍ぐらいの方々が多いわけであります。やはりそうした団塊の世代を迎えた方々が社会での一線を終えて、地域に戻ってきたときに、やはり何か貢献をしていきたい、そういう思いを少なからず持たれるというふうに思いますし、またそこでの自己実現を求めていく人たちが多くなってくるというふうに思います。そうすると私は、このアダプトプログラム、里親制というのは大変いいシステムだというふうに考えるわけであります。

 今、花いっぱい運動が市としても取り組んでおられます。今170人の方が登録をされておられるそうでありますが、そこへの年間の予算はわずか4万5,000円であります。私もこのアダプトプログラム、いろいろなところをちょっと調べさせていただきました。ほとんどが何万、あるいは何十万単位のわずかな予算で、かなりのまちづくりに貢献しておられることが見受けられました。

 せんだっても、市の遊休農地44haと言われました。それに基づいて市民農園をこれから開設していくという話がありました。私は、この花いっぱい運動、そして花の育種というところから、市民の皆さんの手をかりていくということは大変いいことではないかというふうに思います。

 そして、先ほどの
観光交流立市にもかかわる部分なのですが、まちを至るところに花で飾る。ドレスアップしていく。これは大変いいまちの姿だというふうに考えるわけであります。よその市町のアダプトプログラムを見てみますと、どちらかというと清掃活動に従事しているものが多いように思うわけですけれども、そうばかりでなくして、この市には、蒲郡には、花いっぱい運動の発想があります。そしてまた、使えるべく土地があります。そこで育てる花があります。そういう花をいろんな方々の手をかしていただいて、その中で公園であり道路であり、いろいろなところに花を植えて、そして外から来られた方々がこのまちに来て喜んでいただき、また市民の皆さんが喜びを感じていただく。そういう姿が大変美しいかな、そういうふうに思うわけであります。

 ぜひともこれは、先ほど両部長さんお話をいただきました。積極的に取り組んでいただけるというふうに思いますので、期待をしていきたいというふうに思います。



                     

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