■蒲郡市総代連合会　　　（広報がまごおり01.1.1）

　総代さんをはじめとする自治組織は『総代区（総代）−常会（駐在員・常会長）−組（組長）』という階層構造になっています。市内の総代区は４８、常会は１９９、組は約２４００あります。市内の総代さんで構成されている組織が「蒲郡市総代連合会」で、市行政側と自治組織との連絡窓口の役割をもち、事務局は市役所行政課内にあります。事務局は、市役所内にありますが、総代連合会は市の組織とは独立した地区の組織であり、市と行政連絡調整事務について委託契約を結んでいます。委託料は総代連合会へ支払われ、また、他にも各種の補助金を交付しているのが現状です。


　次に、総代さんなどは、どのような方がなられているのでしょうか。前述のとおり、総代区は、独立した組織であるため、総代さん、駐在員さんは、地区の区会などで選ばれることが多いようです。組長さんについては、輪番制の地区が多いように見受けられます。　


　では、どのような仕事をしているのでしょうか。仕事の内容については、独立した組織のため総代区ごとに違いがありますが、地区のさまざまな問題（ごみ・交通安全など）について、会議を招集したり、住民の意見をまとめたりしていただきます。例えば、皆さんの家に回ってくる回覧板を思い出してください。今、読まれている「広報がまごおり」も各地区の総代さんから駐在員さん、組長さんを経て回覧板で回ってきているのです。市との行政連絡調整事務について委託契約により、他にもさまざまなチラシの配布や地域防災など市政全般に協力をいただいているのです。もちろん、市に関係するお仕事の他にも、地域色豊かな様々な行事などの仕事をしているようです。これらの人的ネットワークが地域のつながりを深めるとともに、人と人との間に笑顔が絶えない、温かな空間が生まれる「安心のまち蒲郡」への一歩なのかもしれませんね。

市内４８総代区　　　
大塚地区
　相楽町、東大塚、西大塚
三谷地区
　東区、松区、上区、中区、北区、西区
蒲郡町部
　府相区、小江町、港区、栄町、蒲郡第一区、蒲郡第二区、宮成区、蒲郡東、蒲形、
　新井形町
蒲郡東西北部
　豊岡町一区、豊岡町二区、五井町、平田町、水竹町、清田町、坂本町、神ノ郷町
塩津地区
　柏原町、川東、竹谷町、竹谷町区、西迫町、拾石町、鹿島町
形原地区
　形原一区、〜形原八区、形原北浜区
西浦地区
　稲生、馬場、知柄、橋田、龍田