★(平成16年3月定例会 荘田博己議員)

改革への取組

 教育長、午前中の鎌田議員の質問に対し、蒲郡の学校の教育は着実で確かな歩みをしている。非常によい状態で安定していると、こういうふうにお答えになりました。
これじゃあ、進歩しないな、私はそう思いました。現状に満足しているかのような発言であるように感じます。やはり、さらにもっといい道があるわけでございます。そして、必ずしも本当に現状がよい状態で着実で確かに進んでいるのかという、そういう本当にそうなのかという疑問を持っていただきたい。私は、そこに疑問を持っていただくのが教育長のお仕事ではないだろうかな、つまり学校の代表が教育長ではなく、やはり市民の行政の代表として教育長がおられるんじゃないかなと、こういうふうに考えたときに、少しそのお返事に不満を持ったわけでございます。

 ついでにその学校評議員のことを言わせていただくと、今の青少年健全育成事業、これは要するに川の掃除をしているだけです。海の清掃をしたり、あるいは学校によっては防災訓練もやっております。年に1回それをやっているだけのことです。それがどうして、そんなものが何で学校評議員になるんだ。こういうことをもう何年も前からいろいろな議員さんたちが言っておられる。ちっともここのところに返事がない。いつも同じような返事で、屋上屋を重ねるような、そういったような改革は必要ない、こう言っておられるので、私どもは、じゃあ学校の先生だけにこういった教育改革を任せていったら不安だと、違う人を入れて新しい風を入れてくれなければ、いつまでたっても同じことを言ってるじゃないか、こういう思いになってしまうわけです。

 私は、内山先生も平岩先生も当然すばらしい人なので、この席に座っておられることはわかっているわけなんですが、やはりどうしても学校の立場を守るような発言が多いような気がしてなりません。

 去年、関西学院大学の石原先生がいわゆる行政改革のことで講演会を大ホールで開かれた。皆さん聞いておられたと思うんですが、
問題なのは既得権なんだ。一遍この既得権を持っちゃうと、行政の中でもなかなかそれを手放さない。特に今学校の運営権というものを校長先生から、そうでない教育に関係のない方にある程度その発言権を認めてしまうと、やはりこの既得権が壊れてしまうというような、そういう部分があるんじゃないのかな、こういうふうな思いがいたします。これは質問とはいたしません。内部で十分議論していただきたいなと思って要求をさせていただきます。

                     

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