★(平成15年9月定例会 羽多野努議員)

市税の滞納

 次に、市税の滞納の問題についてお伺いをいたします。
 何と言っても、市の財源の根幹をなすものは市税であるということは周知のことだと思います。市は平成2年度に税務課と収納課を分離し、収納率の向上と収納業務の充実強化のため機構改革をされました。以後、十数年が経過しているところでありますが、昨今の景気の低迷によるリストラ、会社の倒産等、収入減による滞納あるいは収入減による税額の低下等、市税は減収傾向にあるわけであります。さらに平成14年度の決算によりましても、
市税の未収入額は9億6,000万円となっております。市長さんは、当初、予算大綱において、滞納処理については最大限の努力をすると明言されておられます。職員の皆さんも大変厳しい状況の中、日々徴収業務に努力をいただいていることと思います。私は、滞納される方にもいろいろな理由があるとは思いますが、やはり納税者としての不公平があってはいけないと思っております。鬼のように情け容赦なく徴収をしろとは申しませんが、徴収できるものはしっかり徴収していただきたいと思います。
 昨年、国保の運営審議会で三島市に視察に行ったとき、滞納保険料の徴収に部長以下、市職員一丸となって臨戸等を含め一生懸命に努力されているとのことでした。そこで過去5年間の当市の収納率と、今後どのような施策を展開されていかれるのかをお伺いいたします。
 また、徴収不可能で不良債権化したものをいつまでも滞納繰越として未収入額の中に計上しておくのはいかがなものか。銀行のように不良債権として処理をしてはどうか、お考えをお聞かせをいただきたいと思います。



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