★(平成13年3月定例会 山本和市議員)
『休館1』
経費の節減がうたわれておりますけども、例えば蒲郡情報ネットワークセンターの問題でありますけども、産業におけるところの情報化支援等は、大変市民の高度情報化に対応するものとして、引き続き頑張っていただきたいものでございますけども、問題が1つございます。それは、生命の海科学館の問題であります。平成12年度も大きな赤字というものが予測をされております。平成13年度においてもまた赤字が予測されます。私が個人的に見ても、あの施設というものは観光客が来てくれる施設、内容とは思えません。そのような、正直言っておもしろいところではないというふうに思います。ある人に言わせますと、お前に常識がないからというふうに言われたこともありますけども、専門的な知識がないと言われればそれまででございますけども、こんなに難しいというか、あのようなもので観光客が喜ぶだろうかということの一抹の不安がございます。どうも疑問でございます。
市長さんもよく民間手法の経営感覚、手法等々と言われております。民間の経営者から考えますと、まず経営不振だとか、赤字になった場合に考えられることは、不採算部門があったとしたら、これをさっさともう切り捨てる。都合によっては、工場の売却であるとか、閉鎖も行うというのが常識であります。どうでございましょうか、この際、数年間でもあの部分だけ休館してはいかがでございましょう。廃館をするということは大変大きな金額をかけておりますから、それは無理としても、あの部分だけでも休館をいたしてもらう。せっかくつくったから閉館はしてはいかん。開館をしておかねばならないというものではないと思います。私は、勇気を持って、やはりやめるべきだというふうに思っておるものでございますけれども、どうでございましょう。正直、率直なご所見を伺ってまいりたい。
これはひとつの例でございますが、市の仕事には前例踏襲的な仕事が多すぎるではありませんか。予算がついておるから、あるいは前任者からの引き継ぎであるからというようなことから漫然というと、大変失礼な言い方かもしれませんけれども、言い方によっては漫然とこれを続けておる。そんな仕事というものはないでしょうか。このごろ各課の関係について精査をいたしておりますけれども、そういう仕事はないでありましょうか。今回、補助金は思い切った見直しもされたようでございます。市長のために真にどうであろうというよりも、市民のために本当に必要な補助金とは何かを、しっかりと見直すこと。今、こうした市政というものが、蒲郡市にとって一番必要なわけであります。心から勇気ある英断を強く望むものであります。
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