情報センター改革1

★(平成16年6月定例会 伴捷文議員 質問)

 2番目の問題は、情報ネットワークセンターの件でございます。
 採算を考えてみますと、これは私は、平成14年度のデータでありますが、歳出が2億8,425万円のところ、歳入はわずか1,240万円でしかありません。これでは、採算を検討すると、これを論ずる以前の問題でございまして、赤字は何と2億7,000万円ということでございます。このうち、説明を聞きますと、市役所の関係分の経費が9,000万円ということで、それを引いてもネットワークセンターと科学館で1億8,000万円の赤字でございます。化石の問題が取りざたされて久しいわけでございますが、この問題よりもそれよりもましてこの赤字をどう今後とらえていくのか。ことしで満5年になろうとしているわけでございますが、このまま10年も放っておきますと、単純計算でも累積赤字は18億円にもなるということでございます。今、緊縮財政の折、どのように対処していったらいいのか、このことについて端的にお伺いしたいと思います。


★(平成16年6月定例会 栗田一衛企画部長 回答)

議員ご指摘のように、採算性ということでは結果から見ますと、建設当初の見込みに無理があったと、そのように感じております。

 ことしの4月、総務省から発表されました通信利用動向調査、これではインターネットの世帯普及率が88.1%ということで、家庭にもかなりパソコンが普及してきております。ということでいつまでも情報のショールームという存在理由ではいけないと思っております。そういう意味で、昨年12月議会でもお話させていただきましたが、方向を変える時期と思っております。
貴重な資料が蓄積されている科学館でありますので、特に教育、学習分野で活用していくという方向性が一番よいと思っておりますし、既にその方向へも進めておる状態であります。


                     

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