『競艇場でのアルコール販売』

★(平成17年3月定例会 草次英夫競艇事業部長)


次に、アルコール飲料の販売についてであります。
 場内のアルコール飲料販売の再開につきましては、競艇業界のファンサービス向上の大きな努力目標の1つとして、各場が真剣に取り組んでまいりました。蒲郡競艇でもナイターレースに特に似つかわしいビヤガーデンをぜひとも開設したいと地元の皆様と協議を重ねておりますが、いまだにご理解をいただけないのが現状でございます。

 
全国24競艇場の状況でありますが、既に16場が販売を実施しております。近隣では、浜名湖競艇を初め競輪場、競馬場では既に販売を実施し、お客様に好評を得ていると聞いております。販売していないのは、蒲郡、常滑、津の3競艇場だけであります。

 競艇場におけるアルコール販売は、昭和43年に国土交通省、当時は運輸省ですが、国土交通省の通達によりまして禁止をされてきました。しかし、
平成12年、桐生、尼崎の両競艇場でアルコール販売の試行をいたしました結果、何ら支障はないということで国土交通省は平成13年6月に昭和43年の販売禁止令を廃止し、地元警察と十分調整を行った上で販売を行ってもよいとの通達が出されました。

 私どもといたしましては、アルコール飲料販売を再開させていただければ、競艇場に活気があふれ、新しいファン層の拡大につながるものと考えるばかりでなく、健全な公営競技のイメージアップにもつながるものとして地元の皆様に再開についてお願いをしております。実施計画の素案もお示ししてありますが、さまざまな心配事が先に立ち、なかなかご理解をいただけないのが現状であります。
 今後も粘り強く地元の皆様のご理解が得られるよう努力をしてまいりたいと考えております。


                     

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