『蒲郡市民証』

★(平成16年12月定例会 鎌田篤司議員)

 蒲郡市民証と住民基本台帳カードについてであります。
 (1)蒲郡市民証を取得しても、使用するところがないことについてであります。
 過日、私にある人が、私は運転免許証もない、自分自身の身分を証明するものがないということで思っていたら市民証の話があった。早速、そんないいことがあるならということで、蒲郡市民証の制度を知ってつくっていただきました。あるとき、ある金融機関で身分証の提示を求められましたので、市民証を提示させていただきましたら、「これではだめだ」と言われました。市が発行する写真つきの蒲郡市民証が、なぜ蒲郡で通用しないかということ、もっと言うと、なぜそんなものを市が奨励したのかということで、かなりショックを受けたということを私に話されました。

 その方一人だけの話ではいけないということで、私もその後、少しそのことについて皆さんにお聞きをさせていただいたり、調査というほどではないにしても聞かさせていただいたら、やはり何人か、私の知り合いの方だけでもそういったことを経験したり聞いたことがあるということが耳に入ってきましたものですから、市民課に行って、現状はどういうふうになっていますかということをお聞きさせていただきました。

 市民課の方が言われるには、「現在では市民証で、市内の郵便局も含めて全金融機関で通用しております」ということでありました。「それなら結構です」ということでありました。それで私も了解をさせてもらったのですけれども、数日前というか、この原稿を書いたのが何日か前になるものですから、それより少し前なんですけれども、少し用事があって郵便局に行って、ついでにちょっと聞いてみようかなということで「市民証と住基カードの違いみたいな形で、身分証、どうなっておたくはされておりますか」と言ったらやっぱり「市民証では身分証のかわりにはちょっとなりません」と。「住基カードであれば、それはさせていただきます」というようなことを言われたものですから、また私も役所に来たついでに、市民課へ足しげくでもないですけれども、3回くらい通わさせてもらったのですけれども、お聞きをしたら「昨年度、市内の全郵便局と金融機関に対して、市民証も身分証として通用させる旨の通達をさせてもらった」ということを言われました。「しかし、全職員の方々がそのことについて把握をしていないのかも知れません」ということをつけ加えられました。

 11月22日現在市民証の発行件数は537、そのうち住基カードへの切りかえが16、死亡・転出が15ですので、総数506名の方々が、現在なお市民証を所持をされております。住基カードの方は、発行が385で死亡・転出等が11であったそうですので、所持する方は347名ということになります。
この質問をするに当たり、住基カードも持っていない人間が住基カードの質問をするなと言われてもいけませんので、私もなかった、波多野議員もなかったので、2人で行って、写真をきれいに撮っていただいて、今は住基カードを持っております。

 そもそも市民証と住基カードを同一にこういう形でとらえるのはできない部分もあろうかと思いますが、しかし市民証と住基カードを混同している方々もかなりの数おられるようです。身分証として通用しないと思っている方もやはり、一度断られてしまったものですから、その後、そのことに対してトラウマのようになってしまって行けないということもありますので、まずは市民証の所持者にそのことを知らせる必要があると思いますが、いかがなことでしょうか。

 それから、やはりこれも同じようなことでありますが、郵便局や金融機関に1回通達したからいいよということではなくて、先ほど言ったように、いまだにそういうふうに思っておられる金融機関や郵便局もあるということでありますので、再度、金融機関や郵便局にこのことをやはり通達する必要があるかなというふうに思いますので、このことの見解を伺っておきます。



                     

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